桃-3
「先生、もうだめ。ほしいの・・・・・・」
「凜ちゃんのその顔、たまらないね。いま入ったら、加減できないよ」
「いいの、思い切り突いて。暴れて。」
彼は片手でスーツのズボンのファスナーを開け、猛々しいペニスを取り出した。
「いくよ」
我慢できないと言いたげな切ない表情。手を伸ばして、グレーの髪を撫でた。この白髪まじりの髪も好き。その手で頬に触れ、胸に触れる。鼓動が早くなっている。優しい顔立ちも、やわらかい声も、男性らしい胸板も、みんな好きだった。40代半ばなのに、体型はちっともおじさんぽいところは無い。細い身体に、うっすらと筋肉がついていて、締まっている。仕事が忙しいのに、いつこんなに鍛えているんだろ。繊細な筋肉の躍動に見とれてしまう。小麦色の肌も、健康的で大好きだ。