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不思議な雑貨屋
【SF 官能小説】

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不思議なリング-2

そのときに進められたものがこれだ…
僕がつけるには少々派手な見た目だが、店主の話によるとこれはイヤリングに擬装されたワープホールらしい…
早速家に持って帰り、言われたように起動する手順をすすめる。
まずは二つのイヤリングを片手に一つづつ乗せて、目を閉じ集中する、起動!!と言うとブーンと蚊の羽音ような小さな音がしたかと思うと、ゆっくりと浮遊していき環状だったイヤリングの内側にどす黒い球体が現れる…試しに手で触れるが通り抜ける。手では触れないようだ。
更に実験を続ける。
片方を空いたコップに持ってきて、もう片方に水を注ぐと問題なくワープする…タイムラグは全くない。
さて、この1ミリ程しかない大きさのワープホール何に使うか……………………… っ!!
良いことを思い付いた!!が…出来るか?
試しにまず手元にある出口側を構え、目標まで射出するイメージで押し出す、すると手元からフッと消えたかと思うと目標地点に出現している。
ニヤリ…
幸い明日は休みなので時間はたっぷりある。
俺はニヤニヤしながらそれが完璧に飛ばせるようになるまで練習を続けた。


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