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不思議な雑貨屋
【SF 官能小説】

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不思議なリング-1

あれから1週間がたってこの眼鏡の扱いにもなれてきた。透過するのに一秒もかからなくなり、範囲も以前は勝手に全周囲になっていたけど、今では微調整もできるようになった。小さい範囲なら5センチ位が可能だ。
そうそう!服だけに留まらず、どんな厚い壁だろうと距離だろうとこの眼鏡に掛かれば無いに等しいと言えるほどに使いこなせるようになった!!
どうやら千里眼的な要素も組み込まれてあっみたいだ…
そんなある日いつもの時間いつものように歩いていると、ふと視線の先に止まったのはこの前の雑貨屋だ。
お礼ついでにまたなにか良いものはないか、店主に聞いてみるのも良いかもしれない、と思い店の扉を開けると…
そこには店主が立っていた。
「うおわっ!?」
俺は危うく尻餅をつきそうなほど後ろにたたらを踏んだ。
そんな俺を気にもとめず店主はニヤリとしながら「ひっひっひっ、お客さん…そろそろ来る頃だと思っていたよ…さあさあいらしゃっい…新しく入荷したお客さんにおすすめの【アイテム】の説明をしてあげるから…」


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