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覗きからのはじまり
【熟女/人妻 官能小説】

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別れと出会い-1

僕の隣の家は、2ヶ月前空き家になったのだった・・・

どうもお父さんが転勤になったと言うことで、一家で住居を移すことにしたらしく、

最近疎遠になっていたとはいえ幼馴染の正也と離れるのは少し寂しさを感じずにはいられなかった。

正也とは中学校まで一緒だったが成績の関係で別々の高校に行く事になったのだった・・・

高校に入るとお互いに忙しくなり、つるんで遊ぶことは少なくなったが、顔を会わせると雑談をしたものだった。

正也の部屋は僕の部屋横にあり、お互いに窓を開けると1メートル程度しか離れていない為、部屋にいるときも目が合えば窓越しに会話をしたものだった。

中学までは、玄関に廻ることが面倒くさく窓越しに部屋を行き来したもした。

別れ際「夏休みには法事があるからこっちに帰ってくるから・・・」と正也は言いながら待っていたタクシーに両親と伴に乗っていった。

しばらく、正也の家に『売家』の看板が設置され、半月前にはずされた・・・



土曜日の朝10時頃、僕の家のチャイムがなった・・・丁度二階から降りてきていた僕は玄関でお客を目にするのだった・・・

いつも元気な母の輝美が「あら、真吾・・・ちょっときて」と言いながら手招きをし僕を呼び寄せた。

見慣れぬ夫婦と娘らしき女の子と3人が並んでいた。

「息子の真吾です。」と突然僕を紹介する。

「はぁ」といいながら頭を下げた。

顔を上げると30代後半と思われる夫婦と僕と同じ位かな・・・と思われる女の子だった。

「来週、正也君の家に越してこられる野田さん」

「あっ、ごめんなさい 正也君って以前暮らしてた、高橋さんの息子さんでこの子の幼馴染なんですよ」と説明を入れている。

「そうなんですね」と母親が笑顔を浮かべ答えていた。

よく見ると、父親は真面目そうな黒縁の眼鏡をかけていて体格もよくいかにも仕事が出来ますという空気を出していた。

母親は明るい感じで優しそうな顔をしている、僕のぽっちゃりした母親とは違いスタイルもよく胸も大きい・・・髪はちょっと染めているんだろう若干茶色がかっている。

色白で子供を1人生んでいるのを感じさせない・・・

娘は恥ずかしいのだろう下を向いて視線をあまり上げようとはしないが僕が気になるのかチラチラとこっちを見ている。

見た目地味そうだが母親似の顔立ちは髪型や服装次第で雰囲気が変わりそうだなと思わせる。

「美幸ちゃんは、どこの高校生なの」と言う母親の質問に近所の女子高の1年だと答えていた3年の僕から見ると2歳年下と言うことが解った。

よく喋る母親のおかげで、いろいろな情報を知ることが出来た。

父親は隆志地元の銀行員で母親清美はその銀行に勤めていたが出産とともに辞めて今は専業主婦らしい年齢は父親が39歳母親が37歳とのことだった。

最初は僕にはあまり関係の無い・・・隣人がただ越してきたということだった。


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