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ゆっきの日記
【女性向け 官能小説】

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3P 1-12

 彼、どちらかと言うと(自分でも言ってるけれど)「遅漏」なんです。
 今までの経験でいうと、四時間以上入れっぱなしで、イカなかった事があるくらい。
 その時は、私が初めて「失神状態」になって、H終了だったんだけれど(笑)。

 私たち、一気に登りつめた。生理が終わったばかりだったからということもあり、そのまま中出し!
 同時にイッた。
 キスからフィニッシュまで、所要時間、約二十分。
 彼との初Hから現在に至るまでの最短記録です(笑)。

 彼、イッてからもしばらく私に体重をかけたまま、肩で息をしてた。
 彼のあれが、徐々に徐々に小さくなっていくのが分かりました。
 でも、彼のあれが、そうやってだんだん小さくなっていくのが、寂しいけれど、可愛かったな(笑)。

 終わって、時計を見たら、裕美が来る時間までまだ一時間半くらいあって、二人で笑った。
 もう一回、しても良かったんだけれど、引っ越しの片付けとHで、汗もかいたし、裕美が来る前にナベの準備くらいはしておかなきゃ、って思って、一緒にシャワーを浴びて、くつろぎました。

 その時、なんか、一緒に住み始めた事を実感しました。

 テーブルを用意して、カセットコンロとか、土鍋とか、ドリンクの準備とかをすっかり済ませたら、裕美がやって来ました。もう、すっかり暗くなっていました。
 秋から冬に移る時期だったから、裕美が、「寒〜い!」って言いながら中に入って来ました。

 「いらっしゃい!」

 私、まるで「奥様」みたいな感じだな、って自分で自分が可笑しかったけれど、エプロン姿で裕美を迎えました。
 案の定、裕美が、「先輩、奥さんみたい〜! でも、良い感じですよ! あ、ずいぶん片付きましたね、おじゃましま〜す!」って、言った。

 相変わらず、可愛い!
 彼も、「いらっしゃい!」って、笑って言った。
 「あ、透さんも旦那さんみたい(笑)」だって。
 (彼は、「透」(仮名・笑)って言います)

 裕美は、私の事は相変わらず「先輩」って呼んでたけれど、彼の事は勝手に名前で呼びます。
 私は、普段はあまり呼ばないな。
 時々、甘えたい時とかは「透」の最後の「る」から、「ルンルン」って呼ぶんだけれど、「恥ずかしいからやめろ」っていつも怒られます。

 裕美は「今日はキムチナベにしようと思います」って、大量に買い込んだスーパーの袋の中身を、勝手に台所に行って出し始めました。
 今でも時々思い出す、本当に楽しい夜の始まりでした。


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