魔王討伐史-11
「出したくなったら、いつでも出していいですからね? 勇者様の好きなタイミングで私
に勇者様の精子をかけてください♪」
「うぁ……はい」
「勇者様のエッチなお汁が私の手にまで垂れてきてますよ。そして、そのエッチなお汁が
おチンポと私の手で擦れてエッチな音が鳴ってます♪」
クチュ、クチュ……と僕のチンコから卑猥な音が鳴り響く。卑猥に鳴り響く音、チンコ
を楽しそうに扱く僧侶さん。その二つでもう十分だろ。僕のチンコはもう限界だ。
精子を出す。僧侶さん目掛けて精子をビュルルと――
「い、イキますっ!」
「はい。たくさん出してくださいね」
「う――っ、うぁ……」
ビュル、ビュルルと勢いよく精子が解き放たれる。今日の精子の出もなかなかに多い。
これが若さの力なのか――それとも、勇者としての力なのか。とにかく大量の精子が僧
侶さんの顔にかかってしまう。
「ぁ……勇者様の精子が顔にかかってしまいましたね」
「す、すいません僧侶さん!」
「どうして謝るのですか? 私は別に怒ってなどいませんよ? それに勇者様の精子……
ぺろっ、ん……れろ。美味しくて悪い気はしませんよ♪」
顔についた精子を手で掬いペロリと舐め取る。僧侶さんが僕の精子を……精子を舐め。
「あらら? 出したばかりだというのに、またおチンポが大きくなり始めてますよ?」
「ぁぐ……」
し、仕方ないじゃないですか。僧侶さんのあんなイヤらしい姿を見たら誰だってこんな
風になってしまいますよ。あんな淫靡な姿を見て勃起しない人はいませんよ。
「ですが、勇者様には少し我慢していただかないといけません」
「え……?」
「次は私の番ですよ。勇者様ばかり気持ちよくなるのは不公平ですからね。順番的に次は
私が気持ちよくなる番なんです」
そ、そういえば元々これはあの三人の性欲を発散させるという仕事だったね。決して僕
一人が気持ちよくて満足してしまうような仕事じゃなかった。
基本は三人を中心にしていかないといけない。僕が気持ちよくなるのは、そのついでなのだ。
「え、えっと……どういう風に僧侶さんを気持ちよくさせればいいんですか?」
残念ながら僕には相手がどうすれば気持ちよくなるのとかの知識がない。だからここは
恥ずかしがらずに素直に相手に聞く。仕事はきちんとしないといけないからね。
あまり意味のないことだけど、仕事をする人間としてのプライド……かな?
「……そうですね。では勇者様は軽くベッドに横になってください」
「はい」
「それでですね。少し心苦しいのですが――よっと」
「む、むぐっ!?」
「勇者様の顔で私のおマンコを気持ちよくしてください」
僕の顔全体に広がる僧侶さんのスパッツ。そして口元には僧侶さんのオマンコの部分。
鼻にはクリトリスが当たっている。ここに来る前にお風呂にでも入ってきたのだろう。ほ
んのりと石鹸の香りがしてくる。
「勇者様。私のおマンコ、舐めてください♪」
「は、はい……」
恐る恐る、僧侶さんのスパッツに舌を伸ばす。ペロリと軽くオマンコの部分を舐めると
口の中にスパッツの布の感触が広がる。
「んっ、んぁ……」
そして舐めたことによって初めて気がついたんだけど、今の僧侶さんパンツを穿いていない。
直にスパッツを穿いているんだ。スパッツ越しに感じるオマンコの形。そのオマンコの
形に添うように舌を這わせる。
「あぁあっ、はん。んん……ぁっ。勇者様の舌が私のおマンコにペロペロと当たってます。
私、勇者様におマンコ舐められているんですね……あん」
「れる、れろれろ。ぺろ、じゅる、じゅるるる」
飴玉でも舐めるかのように僧侶さんのオマンコを舐め続ける。
オマンコを舐め続けていると、段々とスパッツのオマンコの部分が唾液とは違う湿り気
を帯び始めた。
「僧侶さんの濡れてきてますね」
「んはぁ……やぁ、そんなこと言わないでください……勇者様がおマンコを舐めてくれて
いるんですもん。そりゃおマンコも濡れてきますよ」
「それにスパッツの上からでも分かるくらいにクリトリスも勃起してますよ」
パンツを穿いてないからこそ分かる現象。ぷっくりと膨らんだクリトリスに気がつける。
「んはぁあ……っ、顔をグリグリ動かしてクリトリスを刺激しないでぇ……」
「ダメですよ。僧侶さんを気持ちよくさせないといけないんですから。顔を動かしてクリ
トリスを刺激していきますよ」
「はぁあああんっ♪ 勇者様の意地悪ぅ……」
「意地悪なんかじゃないですよ。大体、僧侶さんが気持ちよくさせろって言ったんじゃないですか」
僕は僧侶さんのオーダーに従っているだけですよ。決して意地悪をしようと思って顔を
グリグリと動かしてクリトリスを刺激しているわけじゃない。