充電完了-8
「おいおい、何だ、あれは。古谷美雪が覆面2人組に襲われてるぞ!」
報道陣がざわつく。一斉にカメラを向ける。中には生放送しているテレビ局もあり、突然のハプニングをリポートする局もあった。
「タラタラしてたら捕まっちまうからな。へへへ、美雪ちゃん、レイプさせて貰うよ!」
「ふざけんじゃないわよ!!」
「いくぞ?」
「ヘイヘイ!」
2人は美雪に襲いかかる。
「きゃあ!!」
すぐに捕まった。背後から矢沢が抑えつける。
「は、離してよ!!」
しかしパワーアップした矢沢は完璧に抑えつける。
「へへへ、この瞬間がたまらないんだよ…。」
ジャケットの胸元を掴む。
「な、何すんのよ!!」
「うらっ!!」
ジャケットが引き裂かれる。ちぎれ飛ぶボタン。続いてすぐさまブラウスも引き裂く。
「きゃっ!!」
一気に胸元がはだける。
「だよなぁ、黒だよなぁ、お前みたいな女は!へへへ」
黒のブラジャーに喜ぶ。県庁の上層階で様子を見ている報道陣、関係者、そして職員達は大騒ぎだ。
「あれはもしかして噂のレイプ犯なんじゃねぇのか!?」
「マジかよ!?じゃあ古谷美雪は今からレイプされんのか!?」
騒然となる。そんな中、武史はカメラの位置を確認し、バッチリ見える角度でブラジャーを狙う。ポケットからナイフを出し、ブラジャーに当てる。
「や、止めてよ!止めなさい!」
「うらっ!」
「嫌っっ!」
小ぶりだが、形の良い胸が露わになる。
「次は下だよなぁ?へへへ」
武史はスカートをずり上げストッキングをビリビリに引きちぎる。そして腰紐にナイフを当てる。
「マン毛は濃そうだなぁ?ほら!」
「あっ…!」
ヒラリと前がはだける。
「あれ?意外と薄いなぁ?」
「ふざけないでよ!!やめなさいよっ!!」
恥ずかしさでキレる。
「今、情報が入りました!あそこにいる覆面2人組は地元で話題になっている連続強姦犯ではないかと言う事です!襲われている女性は県知事秘書で、写真集まで出している美くし過ぎる政治家、古谷美雪さんだという事です!あっ!今犯人が古谷さんの胸元を引き裂き…あっ、下着を切り裂きました!胸が露出してます!さらに下半身を…あっ、下着を切りました!非常に危険な状況です!一体何が起こっているのでしょうか!?」
突然の事態に倫理も忘れ、中継を続けてしまうテレビ各局だった。