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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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充電完了-7

 次の日、県庁では都心機能の一部をこの地に移転するに当たっての記者会見が予定されていた。たくさんのマスコミが来るであろうこの日を武史は初めから狙っていたのであった。朝から県庁にはたくさんの報道陣が駆けつけていた。高層ビルの県庁からは敷地全体が見渡せる。低いビルの屋上にはヘリコプターの発着場も見える。武史が狙ったのはそこだった。
 知事室で記者会見の準備をしている県知事、高梨豊と古谷美雪、そして第2秘書の島田義男。古谷美雪が高梨に話す。
 「例の水元町のショッピングセンターの件で、今日漁業組合の方が話をしたいとの事なんですが、私、行ってもよろしいでしょうか?」
 「まぁ、原稿は出来てるし発表するだけだから大丈夫だろ。それに我が県はこれから注目されるだろうから、そういう施設も重要になる。古谷君、そちらも大切な仕事だ。しっかり頼むよ。」
 「はい、任せて下さい。じゃ、島田さん、宜しくね?」
 「はい。」
美雪は知事室を出て行った。それから美雪はヘリコプター発着場に向かう。漁業組合の方から報道陣の車で道が混雑するだろうからヘリコプターで迎えにいくとの事だった。約束の時間に美雪は発着場の上に立ち待っていた。
 時間通りにヘリコプターがやってきた。発着場に降りたヘリコプター。しかし2人の男を降ろしてすぐに飛び立ってしまった。
 「え?あれ…?んっ?あ、あなた達は誰!?」
目の前にいる2人は覆面をしていた。何が何だか分からないでいる美雪。すると何やら放送が始まる。県庁全体にその放送は流れる。
 「しかし馬鹿な人らよね。あんな広くておいしい場所にお魚市場なんて作る訳ないじゃんねぇ?これから注目されてお洒落な街にしていこうと言うのに、田舎くさい事なんてやってらんないわよ。建設しちゃえばこっちのもんよ。お金出すのも殆どこっちなんだしね!土地だけ貰ってバイバイよ!」
 「本当、ワルですね、美雪さんは!」
 「みんなも同罪でしょ?だって私が横領してるお金を貰ってるんだからね!アハハ」
あくどい会話は集まった報道陣、全員に届く。ざわつく関係者。県庁で働く人間達もざわつく。
 「な、何なんだこれは!?古谷君の声じゃないか!?」
 「えっ?あの古谷美雪の??」
報道陣にもご存知だ。その古谷美雪の耳を疑いたくなるような会話に騒然となる。美人過ぎる政治家の裏の顔が明るみになる。さらにエスカレートしていくあくどい会話。
 「な、何なの!止めなさいよ!早く止めて!!誰の仕業よ!!」
慌てる美雪。
 「俺の仕業だよ、古谷美雪ちゃん。フフフ。」
 「だ、誰なのよ!覆面なんてして気味悪い!!」
 「俺も美雪ちゃんほど有名じゃないらしいね。」
 「意味わかんないし!誰なのよ!顔見せなさいよ!」
 「顔よりも、この覆面の方が有名なはずなんだけどね。」
 「そんな覆面、見た事もないわよ!」
 「話には聞いた事ないか?」
 「話??覆面って…レイプ魔ぐらい…。ま、まさか…あんたがあのレイプ犯…?」
 「ハハハ、俺もやっぱ有名じゃん!!」
弟子とハイタッチする師匠。
 「な、何でレイプ犯がここにいるのよ!?」
 「そんなもん決まってるだろ。お前をレイプする為さ。」
 「何で私がレイプされなきゃならないのよ!?」
 「俺に揉まれる前に、自分の胸に手を当ててよく考えてみろ。」
 「馬鹿じゃないの!?知らないわよ!!」
 「意外とお前、馬鹿だな?まぁいいや。それを抜きにしてもレイプするのに理由は一つ。ヤリたい女を無理矢理犯したいからさ!」
 「な、何なのよ!!」
逃げるにも逃げられない。ここは地上20メートルの場所だからだ。ジリジリと後退する美雪だった。


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