強姦ショー 8-1
女は声が枯れるほどに「助けて」と、叫び続けている。
何枚目のDVDを見終わった頃だろうか。
明日の開催時刻を聞いてきた。
今日は、これで、終わりだろう。
犯されきった女は、ぐったりと力尽き、マットレスに横たわったまま、荒い息遣いだけがある。もう、疲れきって、泣きじゃくることもできないのだろう。
さすがに九人では、どんな女だって力尽きてしまう。
「では、この後、しっかりと躾けてくださいね」
シュウは大きく頷くと、片桐たちに群がる顧客達が、満悦を浮かべ帰っていった。
「ほら、お前が欲しがってた金だ」
「もういらないから、帰して」
「家出しといて、こんどは家に泣き帰るか。どこまでも腐りきった奴だな」
マットレスに置かれた数え切れないほどの、大金を女の鞄の中に入れると、「一週間で、どれだけ稼げるか楽しみだな」と、薄っすらと笑った。
「ほら、立てよ」
「もういや! 触らないで」
立つこともままならいほどに、疲れきっているのはわかるが、躾けは必要だ。
さすがに九人を一度に相手にしたとなると、動くことさえできないのはわかっている。
しかし、甘いことは言ってられない。
片桐たちに群がる顧客達を怒らせては、片桐から叱られるどころか、信用すべてを失うことになる。
なかなか立ち上げれないでいる女の頬を力任せに打ちつけた。
「なかなか、痛いことが好きなようだな。初めてにしては、あれだけ蝋燭の蝋を味わえるなら、甚振られて本当は嬉しいんだろう」
「もう痛いの。本当に痛いの。許して」
「うるせーんだよ」
シュウはさらに、女の頬を力任せに打ち続けると、女は怯え切り、「もう殴らないで」と、泣きながら言ってきた。
「さっさとシャワーを浴びろ。躾けてやる」
浴室に連れていくと、女は泣きながらシャワーを浴びると、シュウはまた、プレイルームに連れて行った。
「逃げ出せると思うなら逃げてみろ。捕まったら、こんな可愛い程度ですむとは、思っていないよな。お前が全裸で飛び出し、泣き叫んでいれば運がよければ助かるかもな。なんなら、試してみるか」
シュウの声に、女は一瞬、動かなくなったが、たじろぐようにシュウの顔を見た。
プレイルームに行くと、全裸で男が寝そべっていた。
「もうやだ」
女は座り込み、泣きじゃくったが、座り込むばかりの女の髪を掴み上げると、無理やりマットレスまで歩かせた。
「舐めまわせ。数日は大入りだが、しだいに来る顧客は固定してくる。そうなると、複数から数人になる。そうなれば、お前は奉仕するしかなくなる。爪先まで、しっかり舐めるんだ。ペニスの含み方は俺が教えてやる」
本当は、休ませたいところが、甘いことは言ってられない。
「さっさとやれよ!」
女はシュウに言われるがまま、舌をだし、男の上半身を舐めだした。
「しっかり奉仕しろ」
泣きながら、女は男の全身を泣きながら舌先で舐め上げていく。
なかなか、舌使いは、簡単には覚えられないものだ。
数日は、続ける必要がある。
女の舌が、上半身に、また、向かいだすと、「ほら、くちびるをしっかり舐めあげろ」
「やだよ、もう」
泣きじゃくるばかりの女の背中に、複数の房がついたバラ鞭で容赦なく打ちつけると、女はあまりの痛みに、身体を震わせた。
シュウから言わせれば、これも、子供の玩具のようなものだ。
しかし、革製だけあって、形だけのバラ鞭とは違い、初めて打たれた女にとっては、我慢ができないほどに痛いだろう。
「さっさとしろ!」
シュウの怒鳴り声に、女が、くちびるを舐め上げると、男が大きく舌をだした。
「ほら、たっぷりと味わえ。吸いつき、しゃぶるんだよ。しっかり舌も絡ませろよ」
ある程度、女ができるようになったら自身の身体で、どれほど上手くなったか知る必要はあるが、シュウは奉仕されることが好きではない。
女は泣きながら嫌々と舌をなぞるように舐めるのが限界のようだ。
嫌がるのは当然のことだが、世の中、善人ばかりでないのが社会だ。
好意で、自宅に、本当に泊まらせてくれる者もいるかもしれないが、シュウから言わせれば男の下心と、犯罪に巻き込まれる可能性のほうが高いとしか思えない。
「もっと旨そうな顔ができないのか!」
泣くばかりの女の背中をさらに、バラ鞭で激しく打ちつけた。
「ほら、美味しい、もっと、たくさん味わせてくださいだろう。さっさと、しゃぶりつけよ」
女は泣きながら、男の舌に吸いつくと、ぎこちない舌の動きをようやく見せた。
寝転がっている男だって、シュウから言われたから来たのもあるが、性欲だってある。
シュウは奉仕されるのは好きでないが、嫌というほど、舌に吸いつき、しゃぶられ続ければ、先ず、ほとんどの男が、興奮するだろう。
舌をだしていただけの男が、欲情のあまり、女の舌をしゃぶるように舌を絡ませ、女の舌をさらに味わうように、深く女のくちのなかに舌を押し込むと、まるで貪るように、なった。
無意識に逃げようとする女の頭をシュウは押さえつけると、「ほら、もっと、しゃぶりあえよ」と言った。
好きでもない男から、舌をたっぷりと絡まされ、吸われるほど気色悪いのはわかるが、なんの疑いも持たず、のこのこと、ついてきた女が悪いとしか言えない。
ようやく男の舌が離れると、女は大声で泣き出した。
「顧客達の前で、その態度をみせたら、ただで、すむと思うなよ。顧客を怒らせることは、俺は怒らせるどころではないと覚悟しとけ!」