終章・最後の贈り物-5
「ゴメンねハル姉ちゃん..一人除け者にして....」
輝は遥香の秘部へと手を伸ばして、膣内に中指を挿入させた....
「ひゃうん!」
遥香が体をピクッとさせた....輝は親指をクリトリスに当てて..親指を回すように動かした....
「あっ..輝....」
「何?ハル姉ちゃん....止めたほうがいいの?....こんなに濡れているのに....」
輝の言う通り遥香の中から新しい愛蜜が溢れ出てきていた....
「バカ....」
声を抑えられなくなっていた遥香は輝を押しのけて菜摘にキスした....
「んんっ....」
二人の曇った声と唾液を啜り合う声が輝の耳に届いた....体を起こした輝は....自分のモノが出入りする菜摘の部分と..指に弄ばれている遥香の部分を交互に見つめていた....遥香の膣を生で味わってみたくなった輝はゆっくりと菜摘の中から引き抜いた....輝の意思を察した菜摘は遥香の秘部に手を当てて
「ダメよ!生は!」
口調は優しかったが菜摘の強い意思が感じられた....
「わかっているよ....」
輝は後ろ手を付いて足を菜摘の頭のほうに伸ばして、太ももの上に菜摘の腰を乗せて、遥香を自分の体の上に同じ向きで寝かせた....丁度遥香と菜摘が輝の上で貝合わせをする形になった....
「こうすれば三人でもっと楽しめるでしょう!」
そう言って二人の秘部の合わせ目にモノを突き入れた....
「あっ!」
「うっ!」
菜摘と遥香が思わず声を漏らした....菜摘も遥香も膣とクリトリスを輝のモノにこすりつけるように腰を動かした....二人の中に入っている不思議な感覚に....輝は腰を上下させる動きを速めた....
「僕もう....」
「うっ..私も....」
「あっ..私も....」
「イクゥ....」
三人はほぼ同時にイッた....輝から放たれた精液は菜摘の上に降り注いだ....
ハァ..ハァ..ハァ..
息を整えた遥香はタオルで菜摘の体の上の精液を拭き取って
「二人で先に温泉に入っていて....」
そう言ってタオルを菜摘に渡した。
「うん....」
菜摘はタオルを受け取って
「ハル姉は?」
「私は後で行くから....」
「わかった!行こう!輝!」
菜摘は輝の手を引いて露天風呂へと消えていった。遥香は布団に敷かれたバスタオルやコンドームなどの痕跡を片付けて何度も確認した。
菜摘と輝は露天風呂に並んで座り星空を見ていた。
「綺麗だね....」
「そうだね....」
少しの沈黙の後
「ナツ姉ちゃんのほうが綺麗だよ!って言ってくれないの?」
「えっ?あっ!ゴメン....」
「バカ..冗談よ....」
菜摘は輝に寄りかかって、輝のモノに手を伸ばした。
「私の中でまだイッてないよ....」
菜摘は輝のモノをしごきながら輝の耳元で囁いた。輝のモノが完全に復活すると
「いいよね?」
菜摘は輝の返事も聞かずに、露天風呂の岩に寄りかかって座っている輝に跨って、輝のモノを入り口にあてがってゆっくりと腰を下ろした。
「ああっ....輝の..気持ちいい....」
菜摘は輝の首に手を回してしがみついて、輝の唇を舌でなぞった後で口の中へ舌を侵入させた....舌を絡めながら菜摘は腰を上下に動かした....
「んんっ....んっ..んっ..んっ....」
舌を絡めているために声にならない声を出していた....輝もまた菜摘の動きに合わせながら腰を動かした....少し熱めの温泉に我慢出来なくなった輝が
「ゴメン....温泉から出てもいいかな?」
顔が真っ赤になっている輝を見て、菜摘は渋々腰を上げた。露天風呂から出て岩の上に座った輝の火照った体に夜風が心地よかった....岩風呂の岩の上に座っている輝の上にさっきまでと同じように菜摘は腰を下ろした....菜摘は体全体を密着させて輝の唇に貪りついた....輝も強く菜摘を抱きしめラストへ向けて腰の動きを速めていった....