終章・最後の贈り物-3
露天風呂で姉達が痴態を演じている事を知らない輝は景色を見ているのにも飽きて来たので露天風呂でも覗こうと思い立ち上がった時部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「ハ..ハイ!」
輝は慌てて返事した。
「お食事をお持ちしました!」
輝が鍵を開けると係りの人が夕食を部屋の中に運び入れた。
風呂上がりの菜摘が並べてある料理を見て
「すごい豪華....」
そう言って言葉をなくした....遥香も同じだった....輝が温泉から上がってくるのを待って料理に舌鼓を打った。
夕食が片付けられた後、布団が敷かれた。三つ並べて敷かれている布団を前にして三人は少し緊張していた。
遥香が鍵が閉まっているのを確認して、菜摘は窓のカーテンを閉めた。二人は輝に抱きつき交互にキスをした....菜摘は輝が着ている浴衣の帯を解き、遥香が浴衣を脱がした。輝はトランクス一枚になった。遥香と菜摘は輝の前に立ち、同時に帯の結びを解いた....帯が下に落ちて....浴衣の前がはだけた....輝の目に二人のアンダーヘアが映った。
「!!!」
「輝...気づかなかったの?」
「私達....下着着けてなかったのよ....」
「全然....」
そう言って首を振る輝のモノは下着を突き破らんとするように大きくなっていた....
遥香と菜摘は浴衣を脱ぎ捨て輝の前に跪いた。菜摘は輝のトランクス下げて輝のモノを取り出した。遥香と菜摘の前にそそり立った輝のモノが顔を出した。二人は吸い寄せられるように輝のモノに口をつけた。
「輝の....大きいね....」
そう言って菜摘は輝のモノの右側を舐め上げた....遥香も負けじと左側を舐め上げた....何度か交互に舐め上げた後....目で合図をした二人は同時に輝のモノを舐め上げた....
「気持ちいいよ....」
輝はとろけたような顔をしていた....
「今日はどっちと先にしてくれるの?私?それともナッちゃん?」
「私よね?輝....」
「私でしょ?」
二人共訴えかけるような目で輝を見上げた....どちらを先に選んだとしてももう一人が機嫌悪くなるわけでもないし二人が喧嘩するわけでもない....軽い気持ちで選べばいいのよ!二人はそう言うが輝にはそう出来なかった....二人には悪いが二人で決めてくれればいいのに....輝はいつもそう思っていた....そんな輝の気持ちを察していつもどちらかが折れてくれた....今日は遥香だった....遥香は立ち上がって輝にキスした後
「今日はナッちゃんから愛してあげてね!」
そう言って離れた....菜摘は三つ並べて敷かれていた布団の真ん中の布団の掛け布団と毛布をずらして敷き布団の上に寝転がって輝を迎えようとした....
「あっ!ちょっと待って!」
遥香は鞄から大判のバスタオルを取り出して布団の上に広げた。菜摘が不思議そうな顔をしていると
「証拠隠滅よ!」
遥香は二人にウインクした。二人がなおも不思議そうな顔をしていると
「シーツの上にHの痕跡を残しちゃったらマズいでしょ!ここの人達..私達が姉弟だって知っているんだから....その上社長さんがお父さんの知り合いで....バレてしまうわけにいかないでしょ!」
遥香はそう言って笑った。
「やっぱりハル姉にはかなわないなあ....やっぱりハル姉から愛してもらって......」
菜摘は遥香を布団の上に座らせた。
「いいよ....ナッちゃんから....」
遠慮する遥香の前に輝押し出した。少し萎えかけている輝のモノを見て、菜摘は遥香の横に座って輝のモノの先の部分に舌を這わせた。亀頭部分をなぞるように舌を這わせている菜摘を見て、遥香も負けじと同じように亀頭部分に舌を這わせた。途中で遥香と菜摘の舌が絡まり、輝のモノを舐めているのかキスをしているのか二人にもわからなくなっていた。