ボーイミーツガール・３-3
「…いくわよ…」
エリーちゃんが、後ろからボクの右手をとって、例の “妖しい性具” の真ん中辺りを握らせる。恐らく、もう片方の先端部分は、既にエリーちゃんのまんこの中へ挿入済みなんだろう。想像するだけで鼻血が噴き出してしまうくらい興奮するシチュエーションなんだけど、今は目の前のコトに集中しないといけない。ボクは、お尻の穴のすぐ近くまでアレの先っちょを導いていった。
妖しく３つにくびれた先端部分がお尻の中へ入ってくる。初の屋外プレイということで、ローションをかなり多めに塗り込んでおいたからなのか、とってもスムーズで滑らかな感触だった。
「…前屈して腰を高く突き出す…」
ボクの背中に顔を近づけてエリーちゃんが囁く。豊かな胸の膨らみがお尻の上辺りへ押しつけられ、ボクの興奮のボルテージは、心臓が脳天を突き破って飛び出してしまいそうなくらい、頂点へ向かって一気に高まっていく。
オーダーの通りに体勢を変えるため、ボクは、からだを前に倒して腰をエリーちゃんの方へモゾモゾと押し出した。
「…あ…ぅんんん…」
その拍子に、エリーちゃんが悩ましい声を漏らした。首を少し捻って様子を窺うと、ナツコさんが慌ててエリーちゃんの口を手のひらで塞ぎにかかるところだった。
角度的に下半身の方は見えなかったけど、ボクの腰の動きにエリーちゃんが反応して上げた声だったようだ。調子に乗った僕は、お尻の穴に力を込めて “性具” の先端をギュッと締めつけ、お尻を前後に細かく振ってみた。
「…ぅあ…ぁん…ぅん…」
ナツコさんの手のひらに口を塞がれたまま、再びエリーちゃんが喘ぎ声を上げる。ボクはさらに調子づいて、お尻の揺れを大きくしていった。
エリーちゃんの声が高くなっていくほどに、ボクのお尻の穴に埋まっている “性具” の先端部分の動きも激しくなってくる。奥のポイントをグリグリと刺激して、快感がソコから波紋のように広がっていった。
「…ダメ…一緒にイクの…」
エリーちゃんが（見えてないけど）、ボクの耳をツネった。爪が食い込んでちょっと痛い。どうやら調子に乗り過ぎたみたいだ。でも、今の口調からは、気分を害したわけではなく、優しく叱っているようなニュアンスが伝わって来た。この “身も心も弄ばれている感じ” が、ボクを堪らなくさせる。
ちんこは既にギンギンに反り返っていて、先っちょからカウパーの滴が垂れてしまっているかもしれないが、そっちは今のプレイに関係がない。
２人を繋げている “妖しい性具” を介したエリーちゃんの動きが速くなって、ボクのお尻の穴をソレのくびれた先端部分が小刻みに突っついてくる。ボクもお返しに、お尻を前後左右に細かく速く揺すった。
「…あぁ…んっんんん…」
ズン、ズン、ズン、と快感が広がる強さが増して、こちらも声が出そうになり、慌てて自分で口を塞ぐ。スカート越しにボクのお尻を掴んだ両手に力が込められ、エリーちゃんの方も、かなり昂ってきてるみたいだった。
「…んんんん…ぅぐ…ぅぐぅぅ……」
からだの細かな震えが “性具” から伝わって、エリーちゃんが、ボクの背中に体重を預けて来る。ボクも頭の中が、一瞬、真っ白になり、腰から下に力が入らなくなった。こちらの様子を見守っていたふくよかナツコさんが腕をとって、倒れそうになるボクのからだを支えてくれた。後で御礼を言っておこう。今は、ボクの身も心もヘナヘナで、とてもじゃないけど自力では立っていられなかった。