輪姦-6
「すごいね、くちゅくちゅいってる……見られながら、しかもこんな乱暴なことされて濡れまくるなんて、根っからの淫乱女だな」
ちがう、そんなことない。
言い返したくても、口からは喘ぎ声の欠片が漏れ出るばかり。
胸と股間の両方への刺激が強すぎて、マヤは気を失いそうになった。
「まだ、こんなところで気をやってはいけないよ」
白髪の男がマヤの首筋をべろりと舐めた。
「お楽しみは、これからだ」
「あはは、ちょっと当てただけでもするする入っていく……そんなにこれ、気に入ったのかい?」
マヤの入口を割ってバイブが侵入してくる。
激しく膣壁を擦られると、悲しいほどに気持ちいい。
でも、こんなことされたくない。
部長たちの奴隷になんて、なりたくない……!
膝に力を入れ、目を強く閉じて、マヤは最後の抵抗を示した。
「だめだよ、そんなふうに力を入れちゃ。ふふ、子宮の奥まで入れて上げるからね……」
「んっ、んんっ……!!」
乳首への責めも終わらない。
ローターの後は、若い男の舌で徹底的な愛撫が与えられた。
深く咥えて吸い、甘噛みし、ざらざらした舌先を絡みつかせる。
体の中心が炎の塊になったように発熱する。
汗が噴き出し、頭がぼんやりとしていく。
バイブが体の奥を無理やりこじあけるようにして、どんどん奥へと入っていく。
少し引き抜いては突き上げるという、乱暴な動きも加えられる。
ずん、ずん、と炎の真ん中を貫かれて、気がつけばいつものように腰が揺れていた。
「おや、こんなぶっといのを突っ込まれて感じちゃってますね……お宅の会社ではとんでもない変態を飼っておられる……」
普通は泣き叫んで許しを乞うものですが、と若い男が部長に笑いかける。
「まったく、お恥ずかしい。その分扱いやすいところもありますので、存分にお楽しみください」
部長は腕組みをして、口元を歪めた。
マヤの口からボールが外され、白髪の男が唇を重ねてきた。
年齢を重ねた男性特有の匂いが鼻をつく。
舌がぬるぬると入りこんでくる。
それは得体の知れない軟体動物に口の中を蹂躙されているようで、
抵抗する気も起きなかった。
理性が吹き飛んでいく。
「あぁ……すごい……もう、もう……いっちゃうぅうううう!!」
マヤは自分からバイブを求めるように腰を浮かせ、尋常ではない快感に身を任せた。
もう男たちの失笑も気にならない。
ああ、気持ちいい……もうどうなっちゃってもいいの……
いきたい、いかせて……
「自分ばっかり楽しむなんて、いけない子だねえ」
あと少しで昇りつめることができたのに、バイブが引き抜かれ男たちの手が離れていく。
両手と両足の枷も外され、四肢が自由になった。
崩れるように全裸で床の上に倒れたマヤは、ただぴくぴくと肌を震わせるだけで立ち上がることもできない。