第十九章 二穴責め-2
「旦那も酷いことするぜ。俺たちに責められて我慢なんて無理だろ。
旦那、これ以上したら。奥さん狂っちまうぜ。これ位で止めといた方がいいと思うぜ?」
「いや。続けてくれ。今度はサンドイッチでオマンコとアナルを同時にやってくれ。」
「マジかよ? 狂っちまっても知らないぜ?」
「かまわん。やってくれ!」
男達が天井のロープを解き、床の上で仰向けになった男が、仰向けの睦子を後ろから抱きかかえる。
もう一人の男が、気を失ったままの睦子のアナルにワセリンを塗り込んでいく。
「準備は出来たぜ!」
「遠慮なしだ。トップギアでやってくれ!」
「おう!じゃあ、お前ら二人が上から交代でオマンコをめちゃ突きで責めろ!それに俺が下から合わせてアナルを犯るからよ! よし、いいか? せーので、突っ込むぞ!」
「せーの!」
「うおおおおおおおお!」
パンパンパンパン、パンパンパンパン、
「ぎいっ!!!!!!!!!!」
気絶していた睦子が、目を剥き、悶絶する。
「睦子、これは償いだ!イクんじゃないぞ!!!」
「あが!がああああ!」
パンパンパンパン、パンパンパンパン、
「おら、おら、おら、おら、おらあ!!!!」
睦子にとって、二穴同時はもちろん、アナルで男性を受け入れることさえ初めての経験だった。
体の中で、二人の男性が暴れまわり、薄い肉を隔ててぶつかり合う、凄まじい感覚が体の中に充満し、押さえようのない圧力で膨張していく。
「ぎい! むり!むり!むりいい!!!!! ぎ・・・ぎ・・・ぎいいい!」
パンパンパンパン、パンパンパンパン、
「我慢なんて、無理に決まってんじゃねえか!
イっちまえ! 天国が待ってんぞ! おら、おら、おら、おら!」
パンパンパンパン、パンパンパンパン、
「いやあ! ぶつけちゃいやあ! おちんちんを中でぶつけちゃいやあ!」
「これがいいのか? 奥さんの体の中で、ちんぽとちんぽの喧嘩祭りだ! おら、おら、おらあ!」
パンパンパンパン、パンパンパンパン、
「ぎひっ! ぎいい!」
二本の男性自身が睦子の薄い粘膜を隔ててガツガツとぶつかりあう。その度に、電撃を受けたかのように睦子の体が痙攣する。それでも、睦子は賢治の命令を守り続けた。
「ぎ、ぎい!・・・・ぎいいい!」
「く、くそ! すげえ、締め付けで、こっちが持たねえ! うおおおおおおお!」
男が慌ててものを引き抜き、睦子のへその上に精液をぶちまける。
男が交代する。激しい二穴責めが延々と続けられる。睦子が歯を食いしばるギリギリとした音が部屋に広がっていく。睦子は、辛い仕打ちに快感を覚える真性のマゾだった。睦子が心の奥底で追い求めていた本当の快感を、今、溢れるほどに手に入れ、その渦の中でのたうち回っているのだ。
睦子は、どこまでもその快感を手放さず、賢治の命令を守り続けた。そして、男達が音を上げるまで、絶頂の波に身を委ねることを拒み続けた。