強姦ショー 2-1
ドアを開けると、女は足を止め、「なにこれ」と驚く背中を力任せに押した。
「やめて」
シュウは、マットレスに無理やり女を連れると、後ろ手に縛りあげた。
床に所狭しと並べられた、いやらしげな玩具に、女は顔を歪め、女を吊るす為の、鉄棒のような鉄組みだってある。
「金が欲しいんだろう? 嫌でも稼げるぜ。あまり反抗すると、痛い思いをするだけだからな」
「やだ、縄を解いて」
シュウは煙草に火をつけ、女を眺めた。女は、なんとかして、縛り上げられた縄を解こうとしているのか、身体をくねらせるばかりだ。
「やっと来たようだな」
チャイムの音に女が顔を強張らせた。
「なにをするの」
「とっても気持ちがいいことだよ。セックスさせてくれるって言ったじゃないか」
シュウが玄関のドアを開けると、思った以上に数が多い。
最初は四人ほどだったが、チャイムの音に、玄関を開けるたびに、数が膨れ上がっていく。
十六畳はある室内が窮屈に思えるほどだ。
初日の今日に、一番見たいのが、アナルセックスだろう。
アナルセックスほど、女が嫌がる行為はない。もちろん、同意の上なら、ありえることだが、これから行われることは、ソフトSMであって陵辱であり、レイプだ。
群がるばかりの男達に女は、今にも泣き出しそうだ。
しばらく待っていたが、もう、チャイムの音が聞こえることはなさそうだ。
群がる男達にも色々いて、舐めまわしたいばかりの男もいれば、セックスがしたいだけの男もいる。もちろんソフトSMを楽しみたい男も当然いる。
シュウは集まった男達に、「今日は初日ですので、お手柔らかに」と言った。
「やめてよ」
「可哀相にな。お前が本当に男を二人しか知らないなら九人の男は辛いな。あまり暴れると、着衣を引き裂いてやるよ。そうなると、丸裸で街を歩くことになるぜ」
怯えだした女にシュウは、いやらしげな笑みを浮かべた。
「なかなか可愛い子じゃないですか。本当に男を知らないか、確認してくださいよ」
シュウは、片桐たちに群がる顧客達の声に、嫌がる女のショーツをストッキングごと脱がせると、女の両足を抱きかかえ、大きく開脚させてみせた。
「お願いだからやめてよ」
抱きかかえていた両足を下ろすと、ヴァギナに指を奥深く潜り込ませると、女は激しく顔を歪めた。
「どうですか」
まさに、今にも飛び掛らんばかりの片桐たちに群がる顧客達にシュウは言った。
「処女同然ですね。ヴァギナの中が、とても狭ければ、奥行きも浅く、直ぐに子宮の奥底に指先があたります」
「それは楽しみだ」
「なにをするの、やめてよ」
一人の男が女に馬乗りになると、上着を脱がすように、裏返した。
全裸にしてしまうのは簡単だが、脱がせていく興奮は堪らないものがある。
「やめてよ」
ゆっくり、ブラジャーが、上に押し上げられると、まだ、ほとんど男に触れられていない可愛い綺麗な乳首が顔をだした。
「こりゃ、堪りませんな」
指先で、乳首をつままれると、女は顔を歪めた。
「お小遣い一杯あげるからね」
「いらない、やだ」
指先で、両方の乳首をつまむと、男は指先で弄びだした。
「もうこんなに尖ってきているよ」
「やめてよ」
「お一人で楽しんでおらず、私にも楽しませてくださいよ」
さすがに九人もいると取り合いだな。
どれほど、舐めまわしたい男がいるかは知らないが、片桐たちに群がる顧客達にも上下関係はある。
あまり激しい奪い合いはないだろう。
譲り合いながら、楽しむことだろう。
もし、シュウなら、迷わず、舐めまわしたい男の一人になる自分がわかる。
嫌がる女を感じさせていく楽しさは半端ではない。
「たくさん舐めてあげるよ」
尖りだした乳首に、一人の男がいやらしげに笑った。
「私も、たくさん舐めてあげますよ」
「やだ、本当にやめてよ」
「その前に、下半身を丸裸にして貰えませんかね。たくさん可愛がってあげたいですから」
シュウは、その声に、スカートを脱がせると、茂みを撫であげた。
「いりませんよ。早く剃り落としてください」
「やめて、本当にやめて、お願い」
茂みをシュウが剃り落とそうとすると、女は下半身をくねらせ、逃げようとする。
「暴れると、危ないぜ」
思ったよりも賢いのか、怯えているだけなのか、素直に大人しい。ここで、暴れたら、手を上げるところだが。
「これで、いやらしくなりましたね」
剃りあがった恥部に、片桐たちに群がる顧客達は、薄気味悪いほどの、いやらしげな笑みを浮かべた。
「見てくださいよ。ずっと、指先で可愛がっていたら、こんなに、乳首が尖っていますよ」
「たくさん、舐めて欲しいようですな」
二人の男が、片側ずつ乳首を舐め上げると、女は、思わず顔を顰めた。
「なんて、可愛い顔でしょうか」
「やめてよ」
二人の男が、違った舌先の動きで、たっぷりと、乳首を舐め上げ、含んでいく。
「どんどん、尖るばかりですな」
「本当に、ますます可愛がりたくなるばかりですよ」
女は、くっと、くちびるを噛みしめ、涙を浮かべている。
「そろそろ、可愛いところも疼いているでしょうね」
一人の男が、無理やり、女の両足を開げると、大きく舌をだすとクリトリスを舐め上げた。
「心配しなくても、お小遣いを一杯あげるからね」
「やだ、本当にやだ」
男を知らない女にとっては、まさに、片桐たちに群がる顧客達の舌使いは悶絶だろう。
「やだ、もうやだ」