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19歳
【ラブコメ 官能小説】

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後向き-2

「ナオ…くん…あたし…もう…」

 ホントに堪らなくなってきたので、ナオくんに、おねだりした。

「ユイ…オレも…ちょっと待って…ゴム…」

 枕元に置いてあったコンドームをナオくんに手渡す。たっぷりゼリー付きで、ちょっと
値段が高めだけど、入れるときにスムーズなのがお気に入り。これは、材質が、ホントは
ゴムじゃないヤツなので(笑)、中がヒンヤリして不快だったり、愛液を吸って乾いてし
まったりすることもないっていうのが、すごくいい感じなのよね。

 あたしは、からだを起こして、痛々しい程いきり立ったあそこを掴むと、角度を調節し
て、おまんこに挿入していった。ナオくんも、入りやすいように、微妙に腰の位置をずら
してくれた。

「痛くない?」
「うん…大丈夫…入った…」

 さっきも言ったけど、あたしは濡れやすい体質だし、ゼリー付きのコンドームも使って
るから、ナオくんとするときは、挿入するときに痛くなったことなんてないんだけど、そ
の日の体調によって、おまんこの湿り具合や中の感じが変わってしまうことはある。
 だから、というわけでもなくてクセみたいなもんなんだろうけど、こういう風にあたし
のからだを気遣ってくれてることがわかると嬉しくなる。ホント、一緒にセックスを楽し
んでるって感じがするじゃない?

 ナオくんの方から見て後ろ向きに跨がった姿勢のまま、あたしは、ゆっくりと腰を動か
し始めた。向かい合って、お互いの表情を見ながらするのも好きだけど、こっちの体勢の
方が、気持ちいいところに当たりやすいんだよね。今日は、ナオくんにじっくりとからだ
を温めてもらってるから余計に感じちゃって、ちょっとせっかちになったのかもしれない。

「ナオくん、もっと、いっぱい動いていい?」
「いいよ、ユイが気持ちいいように動いて」
「ありがと…ナオくん…」

 あたしは、腰を前後左右に揺らして、あそこの先端を奥の方へ導いていった。ナオくん
のあそこが、ひだひだの間を掻き分けて潜り込んでいく。これまで一緒に過ごした2カ月
くらいの間にすっかり馴染んでしまった“充たされていく快感”。

「…んぁ…あっ…うん…」

 あそこの先端がポイントにヒットする度に声が漏れ、息が弾んでいく。吸い込むときは
大きく、吐き出すときは短く、淫らなリズムが刻まれる。それに呼応して、ナオくんのあ
そこの熱さも硬さも、どんどん増して来ていた。

「ユイ、オレも動いていい?」
「動いて、もっと気持ち良くして…」

 おしりを両手で掴んで、ナオくんが激しく腰を突き上げてくる。自分の意思でコントロ
ールしていたときとは、全く違う強さとリズムで跳ね回るあそこを、あたしは、しっかり
と咥え込んで離さない。
 あふれ出した愛液がたっぷりと絡み付いて、ぐちょぐちょになった、あそことおまんこ
が激しく擦れ合う。にゅぷにゅぷと粘り気のある感触が、あたしとナオくんの興奮の度合
いを、さらにさらに掻き立てていく。


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