〈聖辱巡礼・其の三〉-10
(だ、出さなきゃ……全部出さなきゃ……)
幹恵は尻に張り付いたままのガムテープを放置し、秘穴に指を入れてシャワーを当て、その内部を掻き回した。
どう足掻いても、その指は子宮内部まで届くはずはなく、子宮まで続く膣穴しか洗い流せない……それでも幹恵は必死に洗い、復讐の思案を廻らせていた……。
と、何か部屋の中から音が聞こえた……先程までの凌辱で、心が病んでしまったのか?
しかし、隣の部屋から聞こえてくるのとは明らかに違う……幹恵はシャワー室の擦りガラスのドアを開け、音のする方向を見た……。
「!!!!」
あろう事か、今日の凌辱に加わっていた新参者が、別の仲間を引き連れて侵入してきたのだ。
その数は三人…いや、それ以上だ。
(う、嘘…?これは夢……夢よ……?)
目の前の光景が信じられない幹恵は、悲鳴を忘れて立ち尽くしたまま……それは自らの身を守るチャンスを、自ら放棄したに等しい。
「ぷぐうぅッ!!!」
男達は素早かった……掌で悲鳴を封じると、手と言わず足と言わず掴み、そのままカーペットの敷かれた部屋まで運ぶと、床に組み伏せてしまった。
『コイツか……ヤッちゃってイイ女ってのは?』
『な?言った通りだろ?スゲえ身体してるだろ?』
「ん"〜〜〜〜!!!」
お湯でびしょ濡れな裸体を、男達はまじまじと眺めていた。
腫れて更に大きくなった胸。
肉棒の刺激に発熱し、赤く染まった性器。
ようやく逃れられた幹恵に、蛇のようにしつこい男達が縋り付き、その肉を喰おうと群がってきたのだ。
『ところで何だ、このガムテープ?』
『さっきマワしてさ、精子垂れないように貼付けたんだよ』
『つー事は、コイツは必死こいて、ここまで剥がしてオマ〇コ洗ってた……て事だよなあ?』
(……!!!)
ふくらはぎと足首を掴まれ、胸元に抱き抱えられてしまった脚……手首も掴まれ床に押し付けられ、口を掌がピッタリと塞ぐ。
不法侵入まで犯した男達の眼下で、幹恵は新たな悪童達の手中に堕ちてしまっていた。