レディース壊滅レイプ-6
すると急に薄暗かった倉庫に電気がつく。
「!?」
隊員達は怯えた。おびただしい数の覆面男達がはっきりと見えたからだ。
「おまえら、たくさんの人間に恨みを買ってるんだな!これでも絞り込んだんだが、100人いるよ。」
「ひゃ…ひゃく…」
みんなが小さくまとまっていく。
「まー、1人5人相手すりゃいいんだから楽だろ?俺が知る婦警なんて1人で100人相手したからな!」
みんな噂では聞いている婦警レイプ事件。その極悪非道なレイパーを目の前に縮み上がる。
「こんな大人数で卑怯だろ!!」
隊員が叫ぶ。
「おいおい、おまえらさっき、1人の俺に対して全員で襲いかかってきたばかりじゃないか?」
「あ…」
「だからガキは嫌なんだよ。自分の事を棚に上げて良く言えたもんだ。」
何も言えなくなる。
「だいたいあんたに何の迷惑もかけてないでしょ!?関係ねー奴は引っ込んでろよ!!」
「俺はいいんだよ。女子高生をレイプしたいだけだから。君らに恨みはなかろうが、レイプ目的だから俺がヤリたきゃそれでいいんだよ。」
「そんな身勝手な!」
「その身勝手で関係ない人達に散々迷惑かけてんのは誰だよ?おまえらこの方々の前で同じことが言えるか!?」
「…」
言葉が出なかった。武史は口答えしてくる隊員に歩み寄る。後退する隊員達を押し退けるように進み捕まえた。
「県南連合の高橋沙也香ちゃん…か。」
「な、なんだよ…!?」
名前を知っているのが不気味だった。
「こん中で総長以外で一番可愛いよな。おっぱいもデカいし。へへへ。パイズリ気持ち良さそうだな。」
特攻服から見える谷間を見てニヤニヤする。
「み、見てんじゃねぇよ!!」
思わず胸元を隠した。その瞬間、身の危険を感じた。
「しかしみんな可愛い顔してるよな!まぁ朝倉翔子総長が可愛いの選んでリーダーにして護身術を教えてるから当然か。」
(そ、そんなとこまで調べてるの!?)
翔子は驚いた。
「んでさぁ、そのカワイコちゃん達には密約あるんだよね?何もしらない部下の隊員達は、いざ卒業すると進路に困って、結局飲み屋か風俗に行くしかないけど、選ばれた者はこのレディースの創設者、高田優子の作った派遣モデルの事務所に入れるんだよね?それ知ったら部下はどう思うんだろうね。」
ヘッド達は黙り込む。
(こ、こいつ、何者…?)
ますます不気味になる翔子だった。ただ自分らを狙った犯行にしてはそれ以上の事を調べ上げているようだ。翔子は覆面男の目的が自分らをレイプする事だけではないような気がしてきたのであった。