復讐の輪姦-2
初めの4人が怒りを含めた陰湿な笑みを浮かべながら静香に歩み寄る。
「い、嫌…来ないで…!」
「エロいカッコして俺達を引き寄せて痴漢を誘発させたのは誰だよ?」
「そうだ!」
もはや獲物を狩る獣のような目で静香を見つめている。そして4人で静香を取り囲む。
「ごめんなさい!私が悪かったです!許して下さい!!」
「する事したら許してやるよ。」
「そんな…。」
部屋の中にいる大勢の男に責められなきゃならないと思うと生きた心地がしなかった。
「こんないい女がエロい服着て電車に乗ってたら触りたくもなるよなぁ?」
そう言いながら顔を覗き込む。
「嫌っ…!」
思わず顔を背ける。しかし顔を背けた先にはまた違う男の顔がある。
「男好きそうな顔しやがって。」
「ひゃっ…!」
「本当は痴漢されて興奮してたんじゃないのか?俺達の人生滅茶苦茶にしやがって!!」
取り囲まれる恐怖に体が震える。
「刑事さん、レイプされたんだってな?神に。」
「か、神…?」
「ああ、あの方だ。憎き警察を相手に立ち向かい、罰を受けさせてるあの方…、神のような人だよ。」
「ただのレイプ犯でしょ!」
「違うね?あの方こそ正義だ。警察の悪事を暴いて罰を与える神だ。」
マスコミでも一部、そう取り上げているところもある。しかし静香にとっては極悪非情のレイパーでしかない。
「あなた達は間違ってる…。」
「おまえら警察の方が間違ってんじゃねぇのか!?」
1人の男がグッと胸を掴む。
「きゃあっ!!」
「おい、焦るなよ。じっくりと痴漢を楽しませてもらうんだろ?」
「そ、そうだった…。」
手を放す。
「へへへ、お尻、脚をまずはゆっくりと楽しませて貰うよ、刑事さん?」
ニヤニヤ笑う男達だった。痴漢電車のシチュエーションを楽しめる風俗はいくらでもある。しかしそのようなまやかしの興奮ではなく、現職の女刑事の体で欲望を満たせるという本物の興奮がそこにはあった。全身から色気を感じるたまらない体に吸い寄せられるかのように男達の手が静香の体に寄って行く。
「や、止めて…!触らないで!!」
本気の悲痛の叫びが男達の興奮をさらに本物にする。静香の体を見ているだけで掌が汗ばんでくる。いやらしい色気を醸し出すその体の感触を想像するだけで下半身がざわめきだてくる。そして男達の鼻息が荒くなってきた。