〈聖辱巡礼〉-24
『せ、先生の臭い…大好きです……』
琢也もまた、あられもない格好で卑猥な言葉で応え、鼻息を荒くしていた。
股間にモジャモジャに生えた陰毛の塊から、ニョッキリと肉棒を突き出させ、その尖端から涎を垂らして幹恵の股間の臭いを嗅いでいる。
破廉恥な教師に従う生徒……それは世間から逸脱した二人の“真実”だった。
『今日はオシッコしても拭かないでいたのよ?パンティーにも染みつけてさあ……嬉しいんでしょ?』
『あぁ……先生……』
幹恵の股布の中心には黄色い染みが付着しており、今の台詞に嘘偽りはなさそうだ。
その染みを琢也の鼻に擦り付けると、一層琢也は鼻息を荒くして、その恥ずべき香りを嗅ぎ回った。
『こんなにダラダラ垂らして……フフ……』
『あふッ!?…あぁ……』
幹恵は琢也の肉棒から垂れる汁を人差し指で掬うと、その膨れた亀頭にクリクリと擦り付けた。
敏感な尖端を擽られた琢也は、尺取り虫のように身体をビクビクと引き攣らせ、甘ったれた声をあげた。
未経験な思春期には、性行為に多大な幻想を抱くものだ。
マンガやAVでの過剰な描写にも、殆ど違和感などもたず、それが真実だと思い込みやすい。
そして、未熟な二人が行為に及ぶなら、その幻想が現実とは掛け離れたものだと理解もしよう。
しかし、幹恵は違った。
数々の男に喰われ、男を悦ばせる術を教え込まれ、更にはその手腕を使い、若き男子を喰い物にしてきたのだ。
数年の間に培われた性技の知識……それは、たかが高校生が媒体でしか得られぬ性知識とは、比較するのも愚かと呼べる程のものだった。
『ねえ、舐めたいんでしょ?好きにしてイイのよ?』
自身の汁を擦り付けられ、ベトベトに濡れた肉棒を握られると、琢也は歓喜の鼻声を漏らして幹恵のパンティーを舐めた。
口を大きく開け、舌をベロリと伸ばし、幹恵の恥肉の膨らみを舐める……口元に押し付けられたご馳走に唾液はだくだくと溢れ、見る間にパンティーは透けていく……やや毛深い陰毛も、赤黒く変色した肉花も透けて見える……唾液と舌の温かな“熱”に股間が浸されると、幹恵の頬は紅潮していき、瞳が蕩けていった。
『先生の汚いオシッコの染み、舐めて綺麗に取るのよ』
『は…はい……』
幹恵の手に握られた肉棒は、壊れた蛇口のように汁をダラダラと垂れ流し、自身の陰毛や下腹部を濡らしていく。
幹恵は、性の虜となった琢也のはしたない姿を、恍惚の表情で見下ろしていた。
言われるがままにパンティーを舐め、その最中にも“奉仕”をしようと、必死に舌先を尖らせて肉花の割れ目に入り込もうとし、更には秘豆を探っては愛撫を与えようとする。
幹恵は鼻を膨らませ、呼吸を荒くしながら硬度の増していく肉棒を扱き、そして琢也もまた、そんな幹恵に応えようと舌を懸命に動かし続けた。
僅か1ミリにも満たない薄布がもどかしい……幹恵も琢也も、その“想い”は共通となっていた……幹恵は腰を浮かせてパンティーを取り払うと、とうに牝汁が溢れて濡れた性器を、琢也の口元に押し付けた。