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〈聖辱巡礼〉
【鬼畜 官能小説】

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〈聖辱巡礼〉-23

『まあ、確かに元アイドルだけあって可愛いかな』

『でしょう?コイツなら高く買ってくれるよな?俺が処女を奪ったんだ。まだ使い込まれてない上等品だよ?』


男達は梨沙子の髪を掴んだり、股間を覗き込んだりして品定めをし、悍ましい台詞を吐き続けた。


(だ、誰よ?何なのよ…?た…琢也……琢也じゃないの……?)


ずっと琢也の救助を求めていた梨沙子が見たものは、こうであって欲しいと願う希望の幻想だった……現実には琢也は姿すらなく、居るのは更に非道で冷酷な男達ばかり……。


『無茶はしてねえから処女も同様だよ?……な?締まり具合も良いだろ?』

『……これなら文句なしだな。ほらよ、代金だ』

「ん"ん"ん"ん"!!!」


短髪で筋肉質な男は梨沙子の性器を指でまさぐると、あの太ったオヤジに厚い封筒を数束手渡した。
梨沙子は自分が売り物にされている事に気づき、逃げ出そうと試みたが、麻縄もモップも、口を塞ぐタオルもそのままでは不可能というものだ。


(だ…誰か…ッ!!嫌あぁぁ……)


絶望の中の小さな希望ほど残酷なものは無い……一瞬の光明が幻だと思い知らされた梨沙子は、死に直面したかのような絶望の淵に放り込まれた……またタオルで顔を覆われ漆黒の闇へ………それは二度と社会へと戻る事の出来ない地獄への入り口………。



――――――――――――


あれから数週間。


幹恵の周囲には相変わらず慕う女子生徒達が途絶える事はなく、楽しい会話が弾んでいた。
梨沙子は学校から消え、事件として騒がれてはいたが、誰も心配する女子はいなかった。

憎き恋敵……意中の男子のハートを盗み、彼氏の心すら掠め取る憎たらしい女……あの憎悪と嫌悪しかもたらさない存在は消えたのだ。

警察が学校に聴取に来たが、女子生徒達にあの事件とは関係などあるはずが無く、犯人であるあのオヤジと幹恵の関係を、バレるヘマをやらかす間抜けでもない。
捜査は暗礁に乗り上げたままで日数だけが過ぎ、いつしか警察の姿も消えていった。



――――――――――――



『どう?先生のマ〇コは臭いでしょう?』


あるホテルの一室。

毎週のように幹恵と琢也は会い、そして教師と生徒の垣根を越えた関係を分かち合っていた。

真っ白なシーツの上に琢也は全裸になり、手枷・足枷を付けられ、しかもアイマスクまで付けた格好で仰向けに寝転んでいる。
一の字になっている琢也……その顔面の上に、白い下着姿でガニ股になり、股間を琢也の顔に擦り付ける形で幹恵は跨がっていた。



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