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〈聖辱巡礼〉
【鬼畜 官能小説】

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〈聖辱巡礼〉-22

「ぷふ…くッ……んふ…」


思い出したかのように、梨沙子の身体はビクビクと跳ね、引き攣った呼吸で酸素を取り入れ始めた。
初めての性交……その中で、梨沙子の身体は牡の“想い”から繰り出される恥戯に戸惑い、屈辱の中でも悦びに咽いでいたのだ。


『彼氏を盗らてレイプされて……それでも感じるモノは感じるんだな……』

(も、もうやだ……やだ………)


蔑みを言葉を吐きながら、オヤジは余韻に痺れる梨沙子の身体に触れ、愛撫を与えた。
乳首を摘む度、秘豆を摩る度に、梨沙子の身体は大袈裟な反応を示し、力を失った悲鳴は甘えたような鼻声に変わっていた。



『………可愛い……へへ………可愛いなあ……』


梨沙子の鮮血に濡れた肉棒はグニュリと萎れ、それでも息を吹き返そうとビクビクと跳ねていた。
少女の心身に深い傷を負わせた凶器をブラブラさせながら、オヤジは梨沙子の肉体を舐め回し、身勝手な愛撫を止めようとはしない。
乳首は涎を吸って更に大きさを増し、秘豆は邪魔な包皮を突き破っていきり立つ。
姦される事で魅力を増した梨沙子に、オヤジの股間は膨張で応え、まだまだ癒えぬ秘穴をこじ開けて二度目の結合に及んだ。


(も、もう駄目ぇッ!!止め…止めてぇ!!!)


いくら心の中で叫んでも、もう身体は力を失い人形のように動かない。
強烈な吐き気を伴う悪夢のような快感に、肉体が脈打つだけだ……。



――――――――――――


(……琢也…?琢也なのね!!)


意識を失っていた梨沙子を優しく抱き上げる男性がいた。
太い腕に頼もしい胸板に包まれているのを梨沙子は感じていた。
自分を捜しに来てくれるのは琢也しかいない……梨沙子は朦朧としながら瞼を開け、ぼやける視界の中に琢也の姿を探した。


『……だな…形も…』

『だろ?……なら客も……』


後ろから抱き抱えられているのは分かる。
そして数人の男が周囲にいるのも分かった。
霞む視界が鮮明になり始め、現実の世界が梨沙子の思考の中に飛び込んでくる。
太ったシルエットが梨沙子の前に見下ろすように立ち、痩せながらも筋肉の発達した男が目の前にしゃがんだ……その太いシルエットは、梨沙子には見覚えがあった……。


(!!!!)


相変わらず異臭のするゴミだらけの部屋に、梨沙子の身体はあった。
自分をレイプした憎きオヤジも、変わらず目の前に立ち見下ろしている。
そして、そのオヤジの周囲には、見慣れぬ数人の男達が立ち、自分を冷たい目で見つめていた。



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