〈聖辱巡礼〉-18
『ウヘヘヘ……可愛いなあ……』
渾身の抵抗が少しずつ弱まり、臀部を抱えていなくても充分に股間を舐められるようになってきた。
激しい全身運動で消費した酸素を取り込むには、鼻の穴しか用をなさないのだから無理もない。
鼻穴を広げて酸素を吸い込み、排出される二酸化炭素を鼻水混じりに吹き出しでいる。
タオルを詰められても叫び続けた口は、その内部に涎をいっぱいに溜め、タオルと唇の隙間から泡混じりに滲み出てきていた。
理不尽な暴力に晒され続けてきた美少女は、自らその魅力的な容姿を崩壊させ、変質者の好みに添った姿へと堕ちていた。
『……ほう、穴が思ったよりキツいな?もしかして……?』
「む"ぅ"〜〜〜ッ!!!」
無造作にオヤジが秘穴に指を挿し入れると、その侵入を阻止しようと穴は固く閉ざしたままで、なかなか指は入っていかない。
オヤジは少し驚いた表情に変わったが、すぐにまた薄気味悪い笑顔へと戻った。
『そうか…それで一々驚いたような声をあげてたのか?………ますます可愛いねぇ……フフ……』
(も…もうやだ……もうやだよぉ!!!)
オヤジは焦らすように右手の人差し指を秘穴に挿し入れたまま、左手で器用に乳首や秘豆をいたぶり始めた。
悪戯に晒され続けた梨沙子の肉体は、まだ蕾だった幼体から生皮を剥かれ、牡の性戯に淫らな反応を示してしまう牝の本性を剥き出しにされてしまっていた。
乳首も秘豆も充血を続け、僅かな指先の接触でさえ大袈裟な痙攣を起こし、下腹部を波打たせて跳ねた。
その悶えにあわせて右手の人差し指は、活きの良いイモ虫のようにグニグニと蠢き、秘穴の奥を目指して侵入していく。
(痛いぃッ!!…と、止めてぇ!!お願い止めてぇッ!!!)
まだ何物も受け入れた事の無い秘穴に、手垢まみれのオヤジの指がグイグイと入っていき、グニグニと屈曲させながら穴を拡げにかかる。
この閉ざされた意味は、この哀しい痛みは、梨沙子の最後の抵抗……遊びなどではなく、本当に愛を感じられる異性だけを受け入れる為の聖穴……あまりにも痛々しい表情も、苦悶に満ちた足掻きも、梨沙子の精一杯の哀願の表現なのだ……捩曲った欲望を纏う人差し指が、少し、また少しと梨沙子の胎内を目指して突き進んでいくと同時に、悲鳴は泣き声に変わり、その音量は増していった……。