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〈聖辱巡礼〉
【鬼畜 官能小説】

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〈聖辱巡礼〉-19


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その頃、幹恵と琢也は、某デパートの五階にいた。
車の中での二人の会話は、いつもよりもざっくばらんに弾み、教師と生徒の垣根を越えたものだった。
すっかり打ち解けた二人は、傍目から見たら恋人同士にも見えるし、仲の良い姉と弟にも見えた。


『ちょっとトイレに行ってくる。そこで待ってて』


幹恵は琢也に手を振ると、小走りでトイレへと向かった。
そして個室に入り、何処かへ電話を入れた。


{……おぅ、アンタか。上手くやってるか?}


少し息を切らせた、しわがれた男の声が聞こえ、その中には少女の泣き声が混じっていた。。
その声を聞いた幹恵の顔は、冷たい微笑みに満ちていた。


『ちょろいモンよ。ホイホイ付いてきたわ。そっちも楽しそうね』


携帯電話を握る手が、微かに震えている。
いつもより低い声色で、幹恵は呟いた。


{楽しいさ……泣きながら悶えてよぉ……可愛いったらありゃしないぜ}


男は弾む声で楽しげに話し、笑いながら応対している。
その声を聞いた幹恵の目尻は、少しピクピクと動いたが、直ぐに歪んだ笑顔を取り戻し、通話を続けた。


『……二度と男に手を出せないようにしてよ……分かってるわよね?』


凄みの効いた呟きが、個室の空気を震わせた。
非道な言葉が伝えられたにも関わらず、応対の男は嬉しそうに声を高めた。


{へへへ……それなら要らぬ心配だよ……そうだ、アンタにコイツの泣き声聞かせてやるよ。俺のチ〇ポにオマ〇コがブチ抜かれる瞬間のヤツをよぉ}


そう言うと、何やらガサゴソと雑音が聞こえ、そして鮮明な少女の息遣いが聞こえてきた……幹恵の手の平に、汗が浮かんできていた……。


{ん"ぐ!?ぶむ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ッ!!!}


引き攣り濁った叫び声が鼓膜を揺らすと、思わず幹恵は顔をしかめた。
よく知っている女、忌ま忌ましい女が今のこの瞬間、レイプの対象とされて泣き叫んでいるのだ。

もう、軽々しく恋愛など出来ないだろう。
学園のアイドルは、この瞬間に消え去り、二度と自分の前に立ち、邪魔する事もないはずだ。

幹恵は笑いを噛み殺し、個室から出た。
ようやく嫉妬からきた怨みを晴らせたのだから。



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