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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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署長の娘を犯る。-2

 (そんなのに時間と労力使ってる暇はないんだよ、うちには。)
1人、協力に否定的な人間がいた。中央署長、原一夫だった。人口が多い区域の中央署、最近起きた殺人事件、麻薬、違法風俗取締…、とてもじゃないが手が回りそうもない市、被害に遭った婦警もいない。
 (そんなのは暇な署に任せておけばいいって事だな。)
原は初めからそのつもりだった。
 (まぁ犯人も派手にやらかしてるみたいだし、すぐ捕まるだろ。うちの出る幕はないな。)
捜査会議が終わるとさっさと署に戻って行った。
 署に戻った原。一番重要な殺人事件と麻薬捜査の経過を確認する。
 「おまえら、早く成果をあげないとレイプ犯探しに回されるぞ!!しっかりやれ!」
署員に檄を飛ばす。
 「署長、コーヒーをどうぞ。」
 「ありがとう。…なぁ麻耶、今夜空いてるか?」
 「は、はい。」
 「そうか、じゃあいつもの部屋で待ってなさい。」
 「はい、分かりました。」
礼をして署長室を出る渡辺麻耶。そう、静香の下の部屋に住む婦警だ。
 「くくく、レイプしないと女も抱けない情けない男は嫌だね。俺クラスになればいくらでも若くて可愛い婦警を抱き放題なんだがね。フフフ。」
麻耶は原の愛人だった。原の計らいで署内の重要なデータを収集する大切な仕事を与えられていた。さほど優秀でもない麻耶が重要なポストにつけているのは原のお陰だ。愛人になる事を前提にそのポストを貰った。自ら原の愛人になる事を選んだのであった。アイドル並みのキュートで可愛いタイプの麻耶。見かけによらず大胆な選択をしたのであった…、と言うよりは内気すぎて断れない、そう言った方がいいのかもしれない。麻耶を愛人にしたかった原の誘いを断れなかっただけだった。


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