第1話-9
後輩 「でしょ〜。だったら、俺の言うことが正しいじゃないすか」
先輩 「あぁ〜、もうっ!分かったよ。分かったから続けろ」
後輩 「それで〜、内田さんがまた目を伏せて、で、いよいよ、パクっですよ」
先輩 「いよいよ……パクッ……」
後輩 「そう!俺のアレをパクッです。もう、チョードッキドキっすよ」
先輩 「で、どうだったんだよ、内田さんの、その……パクッ、は」
後輩 「もう、最高っす!絶品っす!!」
先輩 「ど、どう、最高なんだ?絶品なんだ?」
後輩 「だって、あの内田さんにフェラしてもらうんですよ。それだけで最高じゃないすか。しかも、あのプルンとした柔らかい唇が俺のアレに吸い付いてるんすよ。もう、絶品じゃないすか」
先輩 「分かる。お前の気持ちはよ〜く分かる。だけどよ、もうちょっとその感動を分かち合えるような説明をしてくれんか」
後輩 「あ、すみませんね。何か、俺ばっかりいい思いしちゃってるみたいで」
先輩 「今頃、気づくか」
後輩 「え〜っとですね。パクってしてからですね、最初は先っちょだけがお口の中にありまして、で、先っちょだけチュパチュパって感じで〜、それから少しずつジュボジュボって感じでお口の中に深く入っていくんですね」
先輩 「先っちょだけチュパチュパ……それから、少しずつジュボジュボ……」
後輩 「はい。そうそう、これってまだ部屋に入って3分も経ってないんですよね。しかも、二人ともまだ服を着たまんま」
先輩 「服を着たまんまって、内田さんもか?」
後輩 「当たり前じゃないですか。いつ内田さんが服を脱いだって言いました?」
先輩 「分かってるよ。そうじゃなくて」
後輩 「分かってますって、先輩の言いたいことは。あの日は懇親会があったから、内田さん、いつも以上にお洒落でしたよ〜」
先輩 「ど、どんな服、着てたんだよ」
後輩 「え〜っと、上は前にフリルがいっぱいの半袖ブラウスで〜、もう二の腕なんか、プリップリッす」