兄と寝る女-9
目が飛び出しそうなぐらいに見つめる隼人に微笑む。
「そんなに見たいの〜?」
美穂は両手で性器を左右に開く。
「凄げぇ!」
顔を寄せ嬉しそうな顔で見つめる。
「もう何回もいろんな子の見てるんでしょ〜?」
「でもこんなにじっくり見せてくれる人は始めてですよ。写メ撮ってもいいですか!?」
「顔写さないならいいよ?」
「マジっすか!?」
隼人は美穂の性器ドアップの写真を撮る。
「後で隼人君のオチンチンも撮らせてね?」
「はい!」
何枚も撮る隼人。
「じゃあそろそろオナるよ?」
美穂は胸をはだけてブラジャーを押し上げる。そして指で自らの性器を撫で始める。
「ああん…」
一気にいやらしい顔になる美穂。視線を隼人の目に合わせながらオナニーする。
「エ、エロッ!」
まさにAV女優のような美穂にニヤける。
「ああん…見られながらオナるのも…いいかもぉ…。ああん…」
自慰する指が手慣れている。
「先輩、良くオナニーするんですか?」
「うん。するよ?だってキモチイイんだもん…。ハァハァ…」
荒くなる息使い。本気でオナニーする美穂は隼人の目の前で大興奮のエクスタシーに達する。
(オナニー…)
まだまだ性に未熟な友美には強烈な光景だった。今までオナニーはした事はない。他の女は良くオナニーをするもんなんだ、そう思った。
そして美穂に獣のように交尾する兄の姿を目の当たりにする友美。嫉妬心よりも下半身を支配するモヤモヤとしたものを物凄く感じた。
2人は行為を終え音楽室を出て行った。
「何だろこの気持ち…。今すぐにエッチしたい…。やだ…、パンツがビショビショ…。」
目の前でセックスを見て興奮してしまった。もう昼休みは終わりだ。モヤモヤしたまま友美は教室に戻った。それからの授業、部活ともに全く身が入らなかった友美だった。