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〈不治の病〉
【鬼畜 官能小説】

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〈不治の病・其の三〉-28

『ほうら、もっと別人にしてやるからなぁ』

「何よ!?ちょ…やめてぇぇ!!!」


引き攣る絵莉の瞳に映ったのは、銀色に輝く巨大な鉤のような物だった……男達は両側から絵莉の髪を掴み、動けなくさせた顔にその鉤を近づけると、それを鼻の穴に引っ掛けて上へと吊り上げていった。


「何するのよぉ!!痛いぃ!!痛いぃぃ!!!」


両の鼻穴は額に向けて吊り上げられ、その鉤に結ばれた紐は、後頭部側の首輪に結ばれた。
そして縦長に伸ばされた鼻穴に、もう一つの鉤が掛けられ、それは横方向に紐を廻され、首輪に繋がる紐に絡められて固定された。


「は…鼻がぁ!!…わ、私の顔……ッ……!!!」


男達は絵莉の顔を覗き込むと、大袈裟に笑って小馬鹿にした。
あまり高くはない鼻が捲り上がり、鼻筋には何本もの皴が出来ていた。
強く引かれた為か、上唇までも捲れ、大きめな前歯が露出していた。
縦と横に拡げられた鼻は豚のようで、鼻と口だけが絵莉の顔から浮いて見えた。罷りなりにも自信があった美貌は崩れ、その崩壊してしまった顔を笑われるのは、未だに自らを貶めまいとしていた自尊心を容赦なく傷付け、ハンマーで殴るが如き衝撃で痛め付けてきた。


『へへへ…もっと身体を飾り付けてやるかな?』

「も…もういい加減にしてよぉッ!!私を離し……嫌あぁぁぁ!!!」

『こんなオモチャ使った事ないだろ?ウハハハ!!』


痛い程に膨れた乳首と秘豆に、何物かが噛み付いて振動を発した……それはクリップの部分がバイス(万力)になったバイブローターだ。

三枚の金属板、その真ん中の板を貫通するように金属棒が両端にあり、その真ん中の板を蝶ネジでスライドさせる仕組みだ。

通常のクリップバイブは、洗濯バサミのように挟むだけなので、寝転んだ状態でしか使えない。
しかし、このバイスバイブなら、蝶ネジで金属板をスライドさせて挟むため、女肉を挟む力は自由自在だ。
振動の強い金属ローター。その自重をバイスはしっかりと支え、乳首を噛んで離さない。
乳輪は痛々しく伸び、根本を噛まれた乳首は振動に翻弄され、生物には生み出せない刺激に悶えていた。
秘豆もローターの重みに引きずり出され、引き千切れそうになりながらも強力な振動に疼きを覚えた。


「痛いぃぃ!!……は、外し……あ"お"ぉ"!?」


壊れた顔を隠すような、黒革のマスクが絵莉の口を塞いだ……いや、塞いだのではない……ただの“穴”に変えたのだ……。


「ぉごおぉ!?あおぉぉぉ!!!」


絵莉は叫びながら顔を振ったが、そのマスクは剥がれる事もなく、絵莉から言葉すら奪った……口に嵌め込まれた金属のリングは口を閉ざす事を許さず、その悲鳴から人としての知性すら奪い取った……女性の口すら性玩具にしてしまう非情な責め具、ホールギャグだ。



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