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〈不治の病〉
【鬼畜 官能小説】

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〈不治の病・其の三〉-16

「脅しじゃないんだからね!!……今すぐ……やだあぁぁ!!!」


絵莉の先程の台詞は、全て《事》が終わってからの話だ……弄ばれ、姦され、撮影され……その時の絵莉には何も〈守る物〉は残されていないはずだ……。

「誰かに訴える」

それは、この部屋の中には存在しない第三者の事であり、外界との交わりのない監禁部屋とは無縁な事だ。存在すらしない者に縋り付き、声高らかに威勢のいい台詞を吐くなど愚か者のする事だ。


「やめろぉ!!け…警察に言っ……やめてぇぇ!!!」


オヤジは浣腸器を自分のズボンに挿し、絵莉の背後に回り込むと、その美しく変形している胸を掌に包み、優しく揉みしだいた……他の男達も絵莉に近づき、尻の割れ目を指で探り、果肉の膨らみを指先でなぞっていく……無意味な虚勢や脅しは、如何なる場面においても所詮は無意味なのだ。


『凄く敏感な乳首だねえ?毎晩のセックスで“盛り”がついてんだろ?』

『うへへへ……奥さん、パンティーに恥ずかしい染みを作ったら、全部脱がしてやるからな』

『さっきから「嫌嫌」言ってんだから、感じる訳ないよなあ?ククク…』

「嫌あぁッ!!じ、純一さぁん!!純一さぁぁんッ!!!」


口撃も通用しない今、絵莉は完全に無力な存在となった。
この残酷な現実を拒絶しようと頭を振り乱し、届くはずの無い叫びを繰り返すのみ。
卑劣な異性からの接触は恐怖と嫌悪感しか生み出さず、男の触れた肌には鳥肌が立ち、そこから寒気が全身を駆け巡る。
右足は振り上げる力すら失い、辛うじて身体を支えているだけに過ぎず、それでも必死に男達を振り払おうと捩る身体は、まるで数人掛かりの愛撫に悶えているよう。
スルスルと撫でられる全身は緊張し、掠るように指先が乳首に触れるたび、絵莉の上体は驚いたように跳ね上がり、拒絶の為の悶絶を繰り返していた。


「や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」


パンティーの股布の中に左右から指先が侵入し、その小山を二つに分けた……そして、その分けられた谷間の部分に新たな指先が触れた……股間の中心に秘められた敏感な〈肉〉が、不潔な指先達の攻撃に曝されてしまった。


『どうしたのかな?そんなに可愛い声なんか出して…?』

「や、やめてぇぇ!!……ぐふ…ッ!!嫌"あ"ぁ"!!!」


パンティーと指先の隙間からは黒々とした陰毛が顔を覗かせ、その放射状に伸びた黒線の中心を指先は執拗に擽っていた。
ソコに何が隠れているのか男達は当然知っていたし、だからこそ優しく、しつこく、丁寧に摩っては弾いていた。
絵莉は顔面を真っ赤にして泣き叫び、打ち出すように涙を散らしている。
両胸の果実は大きく育ち、乳輪までも膨らませて赤く染まっていく。
そこも摩られ摘まれると、絵莉は悶えをより強くし、腹部を波打たせて呼吸を荒くし、全身の筋肉を緊張させた。



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