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ああぁ・・・
名前の呼び方か・・・
とキスマークを付けられながら
昼間、会議室でしずかの先輩らしき人に言われたことを
思い出した。
「んもぅ!
キスマークばっかりつけないでよ!」
と、いつまでも私の胸元に吸い付いているしずかを
無理やり剥がした。
それからしずかは
執事か?ってほど私にかまって甘やかした。
それは座敷にいるしずかの会社の人が
笑いを通り越して
苦笑いをするようになっても続いた。