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そんな中・・・
周りが騒がしく、しずかを冷やかしているのに
そっと冷めた目で遠くの席から
私たちを・・・
いや。
私をかすかににらんでいる目には気がついていた。
たぶん、しずかが好きなんだろう。
しずかは恐ろしいほどのきれいな顔をしているから
モテることは安易に想像できる。
今日の会議にも来ていたのだから
仕事もできるのだろう。
だから、いやだったんだよな。
しずかの会社の人と飲むのは。