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「今日、何時に終わる?メシ食いにいこうぜ」
メシ?昨日の今日で?
ずいぶん、神経の太いやつ・・・
そんなことを思っていたら
しずかの先輩らしき人が声をかけてきた。
「なに?ゲンの彼女?」
「ちがっっ!」
「そーです。売約済みですから」
といいながら、立て襟で隠したキスマークをこれ見よがしに見せた。
「何で彼女だって思うんですかっ!」
しずかに摑まれた襟を引き剥がすようにしながら
先輩らしき人に聞いた。