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キスマーク
【女性向け 官能小説】

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-5


「かもね。でももうこの年になれば
きれいな名前だと思うでしょ。
特に玄をしずかって読ませるのが素敵・・・」

ネクタイを結び終わったまま
しずか君は私を凝視した。

「へ・・・ぇ・・
そこまでこの名前をほめてくれた人は初めてだな。
さすがムラカミコーポレーションのクリエイティブチーフだな」

私は自分の仕事と会社名までご披露したらしい・・・


「じゃぁ、優衣にはしずかって呼ぶことを許してあげる」


そういいながら首に1つキスマークを残した。



私、これから仕事なんだけどな・・・
そう思いながら、そのキスマークが
いやじゃない自分に気がついていた・・・






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