無防備-7
コリッチュパッ
「んっ、許してくださ、ぁッ、んぅ」
ふと女の子の顔を見ると、目から一筋の涙がこぼれている。
さすがにギョッとしたが、ここで止めよう、とは思えなかった。
胸にしゃぶりつきながら、指をズボンの中に入れてみる。
「え、」
顔が強ばっている。
そのまま指を太ももらへんまで伸ばすと、筋肉質だけど女独特の柔らかい感じが伝わってくる。
パンツの上から、筋に軽く触れてみた。
「あっ、濡れてる。」
ビックリしてそう呟くと、彼女の顔は耳まで真っ赤になってしまった。
「ちがう、違うんです」
違う?嘘だろ?
感じてるんじゃないか。
それならばこれは合意に等しい、と勝手に自分の行為を正当化する。