破れかぶれの少子化対策-2
矢崎さんは口を離すと顔を上げて言った。
そして手で僕のファロスを扱きながら言った。
「感じるか喋るかどっちかにしなさいよ、君。
ちょっと、立つのはジュニアだけにして君は横になりなさい。
今良いことをしてあげるから」
矢崎さんは全裸の僕を仰向けに寝かせると自分もタイトスカートとパンティをさっと脱いで全裸になった。
そして僕の上に跨ると騎乗位になって僕のファロスを膣の中に挿入させた。
中はビクンビクン脈打っていて内壁の到る所に襞のようなものがあって、僕の亀頭や竿に絡みついて来た。
彼女の骨盤は広くて細いウエストとの対比が見事だった。
大臀筋が発達していて大きなゴム毬を二つ腰に押し付けられたようだった。
そして腰をリズミカルに動かした。
「ほらほら、君が私の体に見とれていたのを知らないとでも思ってたのかな？
よかったね、念願が叶って。
ところで君はそうやって出鱈目にセックスをして子供が生まれたらどうするかって心配してるのでしょう？
堕胎も中絶も禁止して厳しく罰するの。
その代わり赤ちゃんポストを全国規模で設けるのよ。
なんなら出産も手伝ってあげて赤ちゃんを置いて逃げても追いかけないってことにするの。
なるべくトイレで産み落としたりしないように、たとえ中学生でも小学生でも妊娠したら保護して生ませるのよ。
倫理や道徳ですって？ そんなもの犬に食わせれば良いのよ。
そしてそれを褒めてあげるの。赤飯を炊いてね。
間違いをおこしたらどうのこうのって言うけど、間違いをどんどん起こしてほしいの。今この国は子供がどんどん減っていてるじゃないの？
人の道を説く前に子供を生んで増やしてくれなきゃこの国は破滅してしまうのよ。
社会道徳や社会正義をのんびり唱えていられるほどこの国に余裕はないのだから。」
矢崎さんの腰は激しく動いた。
そして二つの乳房が片方ずつ上下していた。
体に横揺れを加えた縦揺れの動きがあるため、乳房が別々に揺れたのだ。
そして今度は濃い陰毛をシャリシャリ擦りながら体位を変えた。
お互いの足の間に相手の胴を挟むようにして性器を重ね、両端にお互いの頭が来るような形になった。
膣の内部に当たる場所が違うので全然違う感触だった。
「君も少しは動かしなさい。折角させてやってるんだから。
出すときは外に出してよ。ほらもっと腰を動かして。
それから老人医療だけれど延命措置をするには高額な医療費を取るようなシステムにするの。
そうすれば家族もお金がないので仕方なく延命措置を諦めやすい環境になるでしょ。
お年寄りは山菜採りをすることを奨励するのよ。
軽装備の冬山登山も大歓迎。でも、行方不明になっても捜索はしない。
自己責任だから、捜索するとすれば莫大の費用がかかることにするの。
そうしたら捜索を家族が依頼しなくても批判されることはないでしょ？
これって合理的姥捨て山ってことね。
心ある官僚には旅行会社に天下りさせて、高齢者には格安の樹海ツアーを企画させるの。
ガイドもなしで樹海の中で個人行動や自由行動をさせて、時間になったらさっさと戻ってくればいいのよ。」
今度は二人とも上半身を起こして、向かい合わせに両手を繋いだ。
そして僕のファロスを嵌めたまま矢崎さんが僕の太腿の根元にお尻を乗せて両足で僕の胴を挟むような体勢になった。
僕の両足は矢崎さんの両脇に投げ出している。
その状態でバランスを取りながら矢崎さんは腰をグラインドさせた。
体位を変えると膣とファロスの挿入の角度が微妙に変わり、感触も全く新鮮になる。
僕は矢崎さんに聞いた。
「でも、子供達を生ませた後どうするんですか？
生んだ未成年は親になれるほど成熟していないし育てる能力もないですし。
そういう無責任に子供を作る若者たちが大人になっていって、この国を支えて行くのかと思えば前途真っ暗じゃないですか」
矢崎さんは楽しそうに腰を動かしながら言った。息も弾んでいる。
「はあはあ……そうねえ、子供をバカスカ生んでくれた世代は使い捨て世代よ。
捨て駒ってことなの。生んでくれただけで良いから、後は無責任になってほしいの。
そうすると誰も育ててくれないから、赤ちゃんは国の持ち物になる。
国が親代わりに育てて、大きくなったら働かせます。
そのときは安い賃金でも喜んで働くような人間に育て上げる工夫をします。
勿論経済基盤そのものも変えて行く。
そうしなきゃ低賃金でも生活できる世の中にならないからね。
はあ……はあ。ちょっと、君、人にばかりやらせないで、少しは腰使ってよ」
僕はなるべく腰を使わないようにしていた。男が腰を使うと女はすぐ逝ってしまうと思うからだ。
僕は自分で処理し続けて来たからかなり強い刺激にも逝かないようになっているらしい。
ローションをつけた自分の手よりも女性の膣内の方が精神的には気持が良いが物理的には刺激が弱いからだ。