投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

拷問狂の悦楽
【鬼畜 官能小説】

拷問狂の悦楽の最初へ 拷問狂の悦楽 2 拷問狂の悦楽 4 拷問狂の悦楽の最後へ

部屋-3


 無機質な音をたてて落ちた携帯が車に踏み潰され、中身の基盤が道路に飛び散る。
進む車の中は、点々と男達の呟きで満たされていた。
「今回は少ないが……拷問狂が待っている、急ごう」
「あの、その、本当に届けていいのでしょうか………?」
「だーいじょぉぶだっておっさん、俺らも拷問狂もなれてっから。ククッ」
運転席の男が二人を促し、挙動不審な男をもう一人が軽薄かつ明るい声で宥める。

その座席の奥では、親子並みに年の離れた女が二人静かに眠っていた。
顔は二人とも何処にでもいそうな顔で、その寝顔は安らかですらある。
事情を知らなければ只の友人に見えるかもしれない5人の男女を乗せ、夜の闇に溶けこむようにどこかへと車は姿を消した……。


拷問狂の悦楽の最初へ 拷問狂の悦楽 2 拷問狂の悦楽 4 拷問狂の悦楽の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前