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拷問狂の悦楽
【鬼畜 官能小説】

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部屋-1


「あら嫌だ、もうすぐ帰ってくるのに…」
 そう台所で一人呟いた主婦は、片手に醤油、片手に炒め物の入ったフライパンを持って固まった。
炒め物に味を付けるには足りなかった醤油の入れ物からは、数滴の液体が垂れるばかりで、受け止めたフライパンから香ばしい匂いと音が漂う。
別に醤油がなくても、味噌や何かで味をつければよかっただろうに、
何を思ったか彼女は料理をやめて財布を取り、夕暮れ時の店に足を向けた。

そして、家族が帰っても彼女だけはこの部屋に戻る事はなかった。




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