知らない感覚-6 好きよ?好きよ! その言葉がリプレイのように僕の心に突き刺さる。 「ジュンくん、私を好きにしていいよ、素直に私を求めていいよ」 「……好きにしていいって……」 見透かされているのか、僕が子供のように欲しい物をねだる目でもしていたのか、彼女の真意は僕には分からない、けど、彼女を求める僕のオスとしての欲望は止められない。 彼女に遊ばれていたとしても、今の僕にはこの欲望は止められない。