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あまこい
【学園物 官能小説】

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接近……-6

「新人エースくん」

彼女の優しげな声だ、そう思った瞬間だ。
彼女の手が再度、僕のオデコに触れた。
僕がハッとした瞬間、その手は強引に僕の顔を上げ、目の前には彼女の顔が近付いていた。え、何だ!
そう思った時には彼女の唇が僕の唇に重なっていた。彼女の唇は軟らかく、甘い感じが伝わってくる。
その何とも言い様のない感覚は僕の胸を締め付ける。
次第に僕の頭は真っ白になっていった。
僕が正気を取り戻した時には、彼女の唇は既に離れていた。


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