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SM地獄
【その他 官能小説】

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SM地獄(4)-3


再び息子の裕次の指にバイブが握られ、
喜美子の膣に入り込んでいた。

裕次の片方の手は喜美子の乳房を揉み上げながらも
バイブはさらに喜美子の膣の中をゆっくりと掻き回していた。

その指の動きに喜美子は痺れていた。
また逝きそうになっていた。

(あぁ、また逝きそう、でも逝ったら裕次さんにまた・・)
そう思いながら喜美子は逝くのを堪えながら思い出していた。

夫の健吾と結婚したことを、その息子の裕次の奴隷になったいきさつを。

それは彼女の誰にもいえない恥ずかしい歴史であり、
官能の歴史でもあった。


喜美子は、息子の裕次に膣の中にバイブを入れられ身体が痺れていた。
今にも逝きそうになるのを堪えながら思っていた。

(私はこの家の奥さんなのに、なんでこんなことに・・)

官能に溺れながら、彼女は自問自答していた。


自分が今まで生きてきた歴史を振り返っていた。
それは彼女の忌まわしい歴史でもある。


彼女には父親が居なかった。
喜美子が小さいときに病死したからである。

彼女には三歳下の弟と五歳下の妹がいる。

母親は病気がちだった、
その為に喜美子の一家は、母の弟である叔父からの援助を受けていた。
それが無かったら、彼女達は生きていけなかったのかもしれない。

叔父のお陰で、喜美子達は、学校に行けたし
贅沢は出来なかったが、なんとか生きて食べることは出来た。


アルバイトをしながら、頑張り屋の喜美子は叔父からの恩恵を受け、
彼等は勉学に励むことが出来た。

喜美子は学校での成績は優秀であり、
その甲斐があって、一流の会社も就職ができたのである。





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