〜第3章〜 金曜日 シルヴィア-5
彼女もまた、僕が命じれば奴隷のように傅き、一物をしゃぶれと言えば、その通りに従うのだ。
頭の中が真っ赤に燃える感覚に襲われ、彼女から視線を逸らした。いかん、指一本触れてないのに、これだけでもどうにかなりそうだ。
ここに来るまでは、彼女を凌辱し犯し抜くことだけを考えていた。だが、実際虜となった彼女を前にしたら、もっと別の情感が湧き上がってきた。
勿論彼女を抱きたいし、そうするつもりだ。だが、ミリアを犯したように僕の前に傅かせたいのとは違う。
そう、もっと‥、彼女の全てが欲しい。
「会長‥」
「‥はい」
これで3人目となる支配の証。感情のこもらない服従の返事が返ってくる。
僕は手早くブレザーを脱ぎすて、会長のブレザーのボタンを外す。
「貴方は、先日この僕、ラウム・クルーガーを助けてくれましたね」
「‥はい」
「僕はそのお礼に、貴方を喜ばせてあげたいんですよ」
そう言って、会長が返事をするより早く、高貴な唇を奪い取る。
「‥‥!」
甘く柔らかい感触が僕のものになる。肩を抱きよせても抵抗はない。口内に割り入り、舌を求めてもされるがままであったが、やがて意を察してか、向こうからも絡めてくる。
肩に回した手を滑らせ、彼女のブレザーを床に落とし、僕達はお互いの唇を貪り合う。
あの生徒会長、シルヴィア・ウィンストンとキスを交わしている。彼女はもう僕のものなんだ。
だが情欲に溺れるにはまだ早い。次第に昂ぶりつつあるキスから身を離し、息を落ち着かせる。本番はこれからだ。
「ふふっ‥、貴方に女の悦びを教えてあげますよ」
火照った顔の会長に囁きかけ、後ろに回って、そっと抱きすくめる。女の子の柔らかい感触と優しい匂いが鼻をつく。
そのまま手を伸ばし、ブラウスの上から乳房をすくい上げる。
「‥あっ‥」
拒絶でも抵抗でもなく、気の抜けたようなため息がこぼれる。
それにしてもブレザーの上からでは分からなかったが、すごいボリュームだ。スタイルが良いから細身のイメージがあったが、どうやら着やせする様だ。
「さすが会長、いいおっぱいしてますね。サイズはどの位あるんですか?」
揺らすように乳房を弄ぶ。素晴らしい弾力だがブラが邪魔だ、脱がすとしよう。
「‥前回計った時は86pでした」
そんなにあるんだ。では、その立派な胸を見せてもらいましょう。
3年生を表す紫のリボンを襟元から解き、ピッチリ閉じていたブラウスのボタンを一つ一つ外す。