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凶眼
【制服 官能小説】

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〜第2章〜 木曜日 ミリア-10

 「あっ、ああぁ‥、こぼすなよ、全部飲め」
 腰を前後に揺らしながら、僕は果てるまで出しつくすと、そのまま仰向けに倒れこんだ。
 ようやく開放された一物がだらりと垂れ下がる。
 ぼんやりと天井を見上げながら、心地よい脱力感に身を委ね、大きな吐息をつく。
 ―それにしても情けない。
 ミリアの口を汚し、征服感を味わうつもりが、何のことはない。あっさり征服されたのは僕の方だった。
 だが、それだけフェラチオは気持ち良いものだった。たっぷり放った直後にもかかわらず、再戦の気力が漲ってくる。
 気を取り戻して身を起こすと、そこには淫蕩な獣が待っていた。
 悩ましげに眉をひそめたお嬢様は、口の端についてる精液を舐めとっていた。
 僕が夢中で叫んだ、飲めと言う命令を実行しているのだろう。彼女もまたフェラチオに精力を注ぎ込んでいたのだ。相変わらず四つん這いのままではあるが呼吸は荒く、身体は興奮の為、ほんのり色づいている。
 ゴクリー
 口の中に溢れ出た生唾を、知らず飲んでいた。
 僕は、こんないやらしい女の子にあそこをしゃぶられていたのか。
 興奮が背筋を走りぬけ、再び一物に生気が漲ってくる。
 「も、もう一度だ」
 上ずった声で、ようようそれだけ言うと、彼女は再び僕の一物を咥えこんだ。
 生温かく、いやらしい蛇がねとついてくるような感触がよみがえる。
 さすがに一度放った後だけあって、すぐに一物は元気を取り戻さない。しかし、この行為が続けば、またもとのように屹立するのが分かる。
 ああ、それにしても楽しい。
 女の子にしゃぶられるのがこんなにも気持良く、昂ぶった気持ちになれるのか。
 股間に目を向ければ、一心に奉仕に励むミリアの悩ましげな顔が見える。亀頭の先を咥えこみ、くびれを刺激するよう、顔を前後させ僕の快楽を吸い取ろうとする。
 その胸元、ノーブラの胸が前後に揺れ、ユニフォームの下でゆさゆさと揺れている。
 姿見の鏡に目をやれば、妖しく見え隠れする太ももの上で、スカートが揺れている。
手を伸ばして、その裾をまくりあげると、桃のような可愛いお尻が露わになる。だが、股間をしゃぶる女の子は気にした風もなく、ご奉仕に余念がない。
 ゾクリー
 もう何度目かの興奮に、僕の股間は完全に生気を取り戻した。これ以上我慢の必要はない。硬くそそり立った肉棒で、今こそ本懐を遂げるのだ。
 肩をつかんで彼女の顔を引きはがすと、突然の拒絶に茫然とした表情が浮かぶ。
 僕はそのまま彼女の身体を抱き上げ、乱暴にベッドに押し倒す。


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