投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

〈不治の病〉
【鬼畜 官能小説】

〈不治の病〉の最初へ 〈不治の病〉 9 〈不治の病〉 11 〈不治の病〉の最後へ

〈不治の病・其の一〉-10

「んぶッ!!ん"〜〜ッ!!!」


患者達はスルスルとナース服のボタンを外し、見事に熟れた胸肉を抱き留めている、薄い水色のブラジャーを露わにした。
多少はブラジャーに寄せ上げられてはいるが、それでもこの華奢な身体には不釣り合いなくらいの膨らみだ。
そして蹴り上げてくる勝ち気な両脚も、可動部分の少ない太股から順番に押さえ付け、スカート部分を掴んで腹部まで捲り上げた後に、足首を掴んで股間を開いていった。


『女一人で俺達に勝てると思ってるのか?せいぜい足掻けよ』

「ぐぐぐぐッ!!!」


下から亜矢を抱き留めている患者が、力一杯に抵抗する亜矢の様を嘲笑い、小馬鹿にした。
その患者の腕は太く、両手で亜矢の口を塞いでくる。顔は殆ど動かす事も出来ず、万力のように亜矢を抱き締めて離さない。


『ブラジャーもパンティーも脱がされて……丸見えにされるんだ……ククク……』

「!!!!」


抱き留めている患者の顔は、亜矢の顔のすぐ横にある。
耳元で囁かれる言葉は、直接的に鼓膜を揺らし、亜矢の心に恐怖を生み出させた。
強靭な腕力は亜矢の悲鳴を封じるだけでなく、抗う事の無意味さも無言のうちに突き付けていた。


白いストッキングから透けて見える、ブラジャーとお揃いの水色のパンティーは、大切な部分だけを隠す股布以外は、全てレースのシースルーになっていた。
それは下着本来の目的から逸脱した、他人の鑑賞を欲する破廉恥な装飾としての価値を持っていた。


『なんだよ、“こうなるの”を期待してたのかよ?』

『こんな“はしたない”パンティーを穿いてるとはな。けしからんナースですな』

「む"〜〜〜ッ!!!」


下半身に触れる指先は、ストッキングを摘むと、鳥が啄むように引き千切り、覆われていた美しい肌を露出させていった。
ストッキングの不自然な白とは違う、天然色の白い肌は、女性特有のきめ細やかな滑らかさを誇り、患者達の掌に餅のような柔らかな感触を味あわせていた。


(嫌あッ!!……触ん…ないでよッ!!!)


極薄の肌着をビリビリに破られ、下半身が剥き出しにされていく。
なんの了承も得ないままで進められていく女体の披露に、亜矢は立腹の感情そのままの呻きをあげて、掴まれている足首を振りほどくのと同時に、下半身に群れている患者達を蹴飛ばそうと屈伸運動を繰り返した。



〈不治の病〉の最初へ 〈不治の病〉 9 〈不治の病〉 11 〈不治の病〉の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前