店長日記 3-8
大浴場の脇には、6畳ぐらいの和室があり、そこにはマッサ−ジチェア
が置いてある。
青畳がにおうような部屋に入ると、先客がいる。
義元だ。
マッサ−ジチェアにどっかりと腰を降ろしてビ−ルを飲んでいる。
義元のゆかたを捲くり、ペニスをペロペロと舐めているのは瞳だ。
もちろん瞳は、全裸だ。
この頃は、ヒッブや腿に脂肪がうまくついてきった。
義元だけでなく師範格の男の弟子たちにも、弄ばれている。
制服よりもビキニが似合う肉付きになるのもあたりまえだ。
信二がマッサ−ジチェアに座ると、愛華がスケスケの下着を脱いで、
股間の中に入ってくる。
「瞳ちゃん、おみやげだよ」
信二が丹前の内ポケットから、黒い下着を出してそれを投げてやる。
「雅代がお転婆で。
あづさのなかでもすいぶん喘いで大変でしたよ」
「君が悪戯するからさ」
瞳は、黒いショ−ッをいとうしそうに、朱色の唇に含んでいる。
「この頃、雅代が可愛いくってしょうがないんだよな」
義元が瞳を見ながら笑う。
信二は、思った。
ペニパンを付けて、雅代の雪のような敏感な肌を攻めていれば
そういう感情がわくのも理解できる。
敏感な雅代だから年下の瞳の腕の中でも、可愛く喘ぐはずだ。
瞳にとっては、それが可愛くってしょうがないのかもしれない。
義元が続ける。
「今日から、雅代をおかあさんと呼んでもいいと許可してあげたんだ」
「だめですよ、先生。そんなことしたら雅代が狂っちゃいますよ。
自分の母親ををペニスバンドで責める娘なんかいませんよ。
母親の下着をペロペロしてますよ」
信二も義元も笑いが止まらなくなる。
夜のエロ宴会がはじまっている。
大きな布団のうえでデブの少年と正上位で絡み合っているのは雅代だ。
雅代のお口には、紐轡がしてある。
中学生でもめずらしい肥満体だ。
身長は、160センチぐらいしかないのに体重は、90キロ以上ありそ
うだ。
顔に汗をかきながら、でっかいケツを動かしている。
信二と義元は、それをおかしそうに眺めている。
瞳が背中を舐めたり、乳房を擦り付けたりして興奮を高めってやって
いる。
丸顔の少年は、顔に汗を光らせている。
瞼のうえにも肉がのっていて、眼が異様に細い。
ホルモン関係の病気なのかもしれない。
少年の名前は、武田陽介。
呉服の武田は、歴史ある名店だ。
陽介は、そこの一人息子で、将来は、100人以上もいる社員の先頭に
立つ男だ。
名門の 中学で不自由のない学生生活を送っている。
生存競争の激しい公立なら間違いなくいじめの標的になっていたタイプだ。