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THANK YOU!!
【純愛 恋愛小説】

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THANK YOU!!-4


秋乃を職員室へ送ると、時間は20分。
朝自習の時間まであと5分。

今日は始業式なので朝自習は無いが、さすがにギリギリはマズイと考えた瑞稀は急ぎ足で新しい教室へ向かった。

6年に上がっただけなので、クラス替えも無し、担任の変更も無い。
ただ、教室が一つ上の階になるだけ。

階段を3階分上がり、急いで6年2組の教室へ向かう。
そして、教室の前に辿り着くと去年したようにドアに手をかけたところで目を閉じた。

「(・・新しい、年。これが、最後の小学校生活。・・行こう!)」

ドアにかける手に力を入れて、ドアを開けた。



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