1号と2号の日常-1
2人の奴隷には名前はない。1号と2号だ。
この2人の奴隷との日常はこうだ。
朝、学校に行くまでは1号が僕の世話をする。
そして、学校から僕が帰ると2号も僕の家にいて、1号と一緒に出迎える。
首輪をし、ピアスをしてTシャツを身につけている。
玄関で深々と土下座をしながら
「おかえりなさいませヒロ様。ご主人様のお帰りをお待ちいたしておりました」
そう挨拶する。
家に帰ると、まず3人で風呂に入る。もちろん僕は何もしない。
服を脱ぐことから、体を洗い、家着に着替えるまで全て2人が行う。
それが終わると、僕は2号のリードを引いて自分の部屋へと向かう。
そこで宿題などを済ませるのだ。
宿題をしている間、2号は机の下に入りフェラをする。
その間に、1号は夕食の用意をする。
宿題を済ませると、2号を犯し一息つく。
すると1号がタオルとオレンジジュースを持って部屋に来る。
「ご主人様、お疲れ様でございました」
そういって、1号が僕の体を拭き、2号がジュースを飲ませる。
そのまま、2号は帰り支度をして家に戻る。
玄関まで1号と見送りに行き、玄関で土下座してのお別れの挨拶をさせる。
「今日も2号にご奉仕させていただきありがとうございました。ご命令通り、家でもピアスはつけたまま、中出ししていただいたお精子もそのままで帰宅いたします。2号が不在の間は1号が私の分のお仕えいたしますので、どうか明日また2号をお使いくださいませ」
そして2号は帰って行った。
その後、夕食を済ませ1号を犯す。
こんな毎日だ。
ただ、この日常にも変化が訪れた。
親父が死んだのだ。
出張先で飛行機事故に遭い、そのまま帰らぬ人となった。
電話で1報が親父の会社から入ってから葬儀まで、あっという間に過ぎていった。
しかし、1号には涙はなくむしろ晴れやかにすら見えた。
全ての事が片付き、また日常が戻ってくる。
勤務中の事故死だったため、保険も会社からの遺族手当も手厚かった。
家のローンも消える。
僕が20歳になるまで、毎月30万円が会社から支給されるとのことだった。
これで、生活に不自由はしない。
僕は、名実ともにこの家の『主』になった。
1号もそれが嬉しいようだ。
「ヒロ様。これで煩わしい事もなくなり、この家はヒロ様の物です。どうかご存分に振る舞ってくださいませ」
そう言いながら、僕の足の甲へキスをした。