第一章〜女騎士と王子〜-3
「ふふ、大人しくしていなさい」
途端、高圧的な口調のままキョウの腹部に馬乗りになり彼の衣服を剥ぎ取っていくレイナ。
「レイナ‥‥うっ!」
今度は跨がられる格好となったキョウだったが何とか抜け出そうと身体をくねらせるもレイナに顔を押さえつけられてしまう。
「少し黙って下さいな」
そのまま唇を奪われ目を見開きレイナの口内に抗議の声を発するもくぐもった吐息にしかならず、ぬるりと口内へ侵入した彼女の舌先が歯茎や頬裏を蹂躙し始めると初めての接吻に恍惚の表情浮かべてぐったりと四肢を脱力させる。
その様子に満足したのか笑みを浮かべたまま相手を見下ろし未だ萎える事なく脈打つシンボルをズボンと下着を脱がせ露わにしてやり。
「こんなになってますよ王子?」
まるで見せ付けるかのように股関の勃起したそれを右へ左へ先をつまみ振ってみせる。
「ふふ、随分と溜め込んでおられたみたいですね?これでは我慢出来なくなるのも仕方ありませんわ」
重々しく垂れ下がった玉袋を揉み解しつつ軽く幹を扱いてやる。
レイナからしてみれば軽く扱いた程度だったものの、物心ついた時から武芸に興味を抱き武の道を志して、そういった性知識に触れる事なく過ごしてきたキョウには十分過ぎる刺激であった。
「くっ、あぁ‥‥!」
股関の逸物に触られる度に走る甘美な感覚に熱い吐息を漏らす様をじっくりと眺めながらレイナは徐々にペニスを扱く手付きを早めていく。
「敏感なのですね、もうイってしまわれそう」
ペニスから伝わってくる脈動が段々と切羽詰まったものになっていくのを掌に感じるとレイナはトドメとばかりにペニスの裏筋を親指の腹で押し立ててやる。
「ーっ!」
自身の股関から込み上がってくる熱い欲望のマグマの感触に口を開いたまま肌を粟立たせ放出の瞬間をぐっと身を緊張させ堪えようとするも
「あら、我慢なされずともよろしいですわ」
その様子をクスクスと笑いながらレイナがペニスの鈴口を指先で擦るとあっさりその堤防は崩れ去り
「あぁ‥‥!」
擦られた鈴口から大量の白濁した精液が逸物を扱いていたレイナの身体や顔にかかる程の勢いで吐き出されていく。