プラスチックとコンクリートと硝子で仕切られた此処。隔離された此処で、与えられた物は時間だけだった。
2004-05-09 00:00:00サイコ
「空ってどんな色をしていたっけ?」その殺風景な空間の中、彼は言った。
2004-05-08 00:00:00SF
理性を失う時を経て、始まる前よりも増した理性を持て余している。冷静と静寂は裏と表の如く、ちらりちらりと短い時間ずつ姿を見せる。
2004-04-28 00:00:00その他
「チョコレート…」この単語を聞いている僅かな時間、頭は急回転した。
2004-04-22 00:00:00その他
棘状の凶器が欲しくて、部屋を眺める。貫く勇気を持てぬまま。だけど 自分自身に何かを残したくて探し続ける。
2004-04-18 00:00:00その他
僕たちの間には、箱があった。 何が入っているのか解らない箱だけど、僕は気にしなかった。
2004-04-17 00:00:00その他
『†貴方ノ唄ヲ残シテ下サイ†』メンタルhpの、独特の雰囲気に呑まれそうになりながらの回覧。
2004-04-16 00:00:00その他
マリモの様に、汚い水で構わないから ただ水の中、浮かんで居たい。なにもしないで居られたら、どんなに長くて濃い幸福感を得られる事だろう。
2004-04-13 00:00:00その他
卒業式の夜。学校に閉じ込められた生徒たちを突如、殺人鬼が襲う。犯人は誰で、目的は何か。何も分からないまま、主人公は覚醒する。
2004-04-09 00:00:00サイコ
幸せをあげよう。それは誰の言葉だったのか。朦朧とする意識のなか、僕はもう一度目を開けた。
2004-04-02 00:00:00その他