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侍物語〜ふたなり侍〜
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

総合順位:1533位
性転換/フタナリ:40位
得票数:44
発起人:村正
投稿日:2011-08-09
最終投稿者:村正
最終更新日:2014-02-11
投稿数:69

この作品は官能小説です。
18歳未満の方は閲覧禁止です。またアダルトコンテンツを不快に思う方はご遠慮ください。

はじめから読む

書き出し

江戸の北側にある町・・・「鬼門町」・・・・・・・・

名前の通り北は鬼門。

その為、普通の民家もとい長屋などは無く、怪し気な店などが数多くある。

その中でも一際目立つ店がある。

名前は「鬼門堂」と呼ばれる店で西洋から取り寄せた品物を売っている所だ。

主に性に関する物で、ここで手に入らない物は無いと言われる程の品揃えである。

そんな店の主は静と言う20代後半の女性だ。

静は剣術道場も営んでいるが、最近は流行らないのかまるで人が来ない。

その為、ここで働いている。

だが、ここでの商売はそれほど忙しい訳ではない。

客は来たら欲しい商品を紙に書き、それを壁の間に作った穴に入れる。

すると商品が出て来るので、それを受け取り金を払うだけ。

プライバシーを護る為の処置だ。

そういう事もあり静は思う存分、ここでの生活を楽しんでいた。

今もそうだ。

穴から手紙が出てきた。

静は汗ばんだ手でそれを取ると商品を見た。

『・・・双頭バイブを1個』

直ぐ近くにあった双頭バイブを取ると、穴から出す。

すると直ぐに金が出てきた。

それと同時に戸が閉まる音もした。

「さぁ、客は帰ったから声を出して良いわよ?・・・瑞穂」

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