PiPi's World 投稿小説
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No76-11/11 01:24
男/どろんぱ
V602SH-m9ow5im.


さらさらさら……

手の平から零れて行くのは夢?

想い出?

それとも幸せ?

砕けた欠片が突き刺さり、あたしの心は血を流す

憐れみの足枷があたしの自由を奪っていく……


希望と言う名の鍵だけが、あたしの心を解き放つの

だから、悲しみに埋もれてしまう前に、この涙を掬(すく)って下さい

さらさらさら……

貴男と言う名の鍵だけが……

あたしの心を解き放つのだから……
No75-11/10 23:37
女/沙羅
P901i-1GKj6rZA
『ここに美味しそうなクリームブリュレとモンブランがあるとしよう。
君はどっちかなんて選べる?』
私はつい先程ショーケースと睨めっこしいてた自分を思い出した
『それと一緒さ。君とあの子、どっちも好きなんだ』
貴方は優しく微笑んだ
『現に君は二つとも食べてるじゃないか』
そうしていつのまにか貴方は席をたっていた。
悔しくて悔しくて涙が目頭を熱くする
貴方に?
いいえ!
ケーキを選べなかった自分に!
言い返せない自分に!
そうして銀のフォークで頂きにあるマロングラッセを突き刺して頬張った
No74-11/10 23:08
女/光波街
SA33-nwLbagr3

君は強く抱き締めて

ボクの唇奪ってしまった


ボクは驚いて

でも直ぐに笑顔になれたんだ


言葉なんかいらない

君のぬくもり
おっきな背中

今のボクには、それが一番大切で

気付いた時には、もう

涙が一雫、溢れ落ちて


それが君とボクの

本当のの始まりだったんだね

*********

……………

ポエムって、こんなでしたぁ?(爆)
No73-11/10 23:08
女/光波街
SA33-nwLbagr3
【本当の始まり】


やわらかな陽射し
風に流れる街路樹

その向こうで君は微笑んで
まっすぐな瞳で見つめて
君は駆けてきた


君の前に立つたびに
高鳴る鼓動を押さえて

何も無かったみたいに
嘘を吐くのはもう嫌


「君のこと、好きだよ」

「ボクと付き合って」


どんな言葉だって
口に出した途端に
輝きを失くして
嘘っぽくなりそう


胸にある想いを
上手く伝えられなくて

悔しくて切なくて
涙がこぼれそうだよ
No72-11/10 22:50
女/木蓮
SH700i-3eLWE.NG
どこまでも真っ白な道を
ギュッギュッと踏み締めながら足跡を残す

来た道を振り返ってみても私の足跡は風に飛ばされ宙を舞う

前に進むしかないの?

私はそっと呟く…



ほら、足元を見てごらんよ

君が立っている場所以外は真っ白さ

横にだって…
斜めにだって…
後ろにだって…

何処にだって行けるんだ

全ては君次第…

思うように進めばいいさ

もし、君が道に迷ったら

立ち止まって足跡を確認したっていい

もし、足跡が消えていたら

また足跡作ればいいじゃない?

そんな囁きが聞こえた気がしたの…
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